たのしいクリスマス

さて、時は12月24日。クリスマスイブである。
が、そんなことは年中繁忙期のNEST部隊に関係はない。待っている家族や恋人がいる一部の勝ち組はそれはそれはいい笑顔で帰っていったが、それは本当にごく一部の者のみである。

「…それで、一体何がしたいの、バリケード。私はまだ仕事中なんだけど。」

ひどく不機嫌そうな顔をしたユウを押し倒しているバリケード。

「なんだ、察しが悪いやつだな。この状況でヤることっつったら一つしかねぇだろ。」

「まだ仕事が残ってるの。退いて。今すぐに。」

「テメェの生まれた国には“性の六時間”っつーもんがあるんだろ?」

まるっきり人の話を聞いていない。

「まだ書類が大量に残ってるんだけど。メガトロンに出さなきゃいけない書類とか。」

あえて質問には答えず、スルーしたのが面白くなかったらしい。一瞬だけ不機嫌な表情に変わったが、すぐににやりとした笑みを浮かべた。

「24日の九時から翌日の三時までだっけな?ちょうどいい九時になったことだし、俺にも“プレゼント”をくれよ、サンタさん?」

触れるか触れないかの絶妙な力加減で首筋を撫でられ、これはさすがにやばいと危機感を抱いたユウは腹に力をいれて叫んだ。

「サンタさんは“いい子”のところにだけやってくるのよ!そもそもあんた“子”っていう年じゃないでしょうが!!!ちょっとブラックアウト、いや、メガトロン!ええいこの際ディセップでもボッツでもいいから誰かこの歩く十八禁を止めて!!!!」


なお、この後ユウがどうなったのかはお察しである。



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我が家の防壁さんは雰囲気エロ担当です←
バリケードさんに「サンタさん?」と言わせたかっただけ。