「そこのお嬢さん、ちょっと聞きたいんじゃが……」
「あ、はい……わたしにですか?」
「そうじゃよ」
暖かな日が差す日曜日。
ライフで買い物をしていたフランベルを突然、1人の老人が引き止めた。
「再生屋鉄平を探しとるんじゃが、お嬢さんはなにか知らんかね?」
「……あら、偶然ですねおじいちゃん!再生屋鉄平はわたしの旦那さんですよ。」
「ほぉ、お嬢さんは鉄平の嫁さんかね」
「はい!……ちょうど良かった、わたしはこれから再生所に戻るところだったんです!良かったらご案内しますよ。」
「そりゃあ良かったわい、じゃあ案内して貰おうかの」
そう言うと、2人は歩き出す。
再生所に戻る帰り道の間、2人は何気ない会話をする。
「そういえば……おじいちゃんの髪型、とっても決まったリーゼントですね」
「ほっほ、そうじゃろう」
「わたしの旦那さんもリーゼントなんですよ。いつもカッコいいリーゼントを結って、優しくて、とっても素敵な人なの」