とある日を絵にして
・・・ねぇ、まま。
ぼくね、ままのかおかいたんだよ。
そしたらね、せんせいにすっごくほめられたんだ。
「きんしょうあげる」っていわれたよ。
ねぇまま。ぼくのことほめてよ。
ねぇ。
ねぇ。
なんでそんなかおしてるの?
なんでおこってるの?
なんでおにいちゃんも、そんなかおしてるの?
パシン。
あれ。おかしいな。
すごく、いたいよ。
ねぇまま。どうしてぼくをたたくの?
ぼくなにもわるいことしてないよ。
ねぇまま。ねぇまま。
どうしてぼくをみてくれないの。
どうしておにいちゃんばかりみているの?
ねぇまま。ぼくをみてよ。
ぼくね、いっしょうけんめいかいたんだよ。
ぼくね、ままにほめてもらいたくて
いっしょうけんめいかいたんだよ?
どうして?
俺は、アトリエで油絵を書きながら
昔のことを思い出していた。
俺は昔から、誰かに絵を教わったわけでもないのに、
「絵がとても上手い」とよく言われていた。
金賞や銀賞、最優秀賞を取ったことも数回ある。
反対に兄貴のダイアは、絵がとても下手だった。
だから、ダイアはいつも母さんに頼んで、
金賞を取らせてもらっていた。
今思えば、憎まれるのも当たり前だったかもしれない。
「・・・できた。」
そんなことを考えているうちに、絵が描きあがった。
ヘンクやフォクス、コヨーテやオウル達の絵。
「早く見せたいけど、ゆっくり乾かしておこう。」
俺は絵を壁に立てかけて、自分の部屋にもどった。
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マインの名前は、実はマインクラフトを書き換えた名前なんて絶対に言えない・・・!
しかも、家族とメイドの名前もそれに合わせたなんてさらに言えない・・・!
蓮華 柚留
20110923
加筆修正・20120806
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