君が流したユメナミダ。


もし叶うなら


もし叶うなら(黒×白)


「なァ、白」
「・・・何ですか?」
「もし次生まれ変わることができたら、今度は俺、ちゃんとした女になりてェな」

そう言うと、
黒は再不斬似の短い黒髪を揺らして笑った。

「黒なら、きっとなれますよ」
「そうか?・・・でもやっぱり、俺は何回生まれ変わっても、最後はお前のそばにいてェよ」

そう言うと、白は黒をやさしく抱きしめた。

「・・・僕もです。例え性別が違っても、国が違っても、生きる時が違っても。僕は、必ず最後に黒を抱きしめて逝きますよ」
「俺も同じだ。最後に必ずお前を抱きしめる」

二人は額をこつん、と合わせて、
両手をぎゅっ、と絡めあった。

「・・・もし叶うなら、今度は呪われた血筋も、戦いも、忍も、何もないところで生まれ変わって、静かにお前と暮らしてェ」
「・・・僕もです」



「・・・約束・・・した、よな・・・。必ず、最後は・・・お前を抱きしめて、逝くって」
「約束通り、に・・・なりました、ね」


もし叶うなら
(今度は静かなところで一緒になろうな)
(何もないところで、二人きりで)



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穢土転生の二人がガチで切なかった

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