君が流したユメナミダ。


触れる指先


触れる指先(デイダラ×メシイ)


「・・・デイダラ、どこー?」

見えない目で、大事な人を探してふらふらと
アジトをうろつくメシイ。

「・・・メシイ!うろつくと危ないぞ、うん」
「デイダラ!」
「ケガしたら大変だぞ、うん」
「んー、大丈夫。私は目が見えなくても手で見えるから」

そう笑うと、メシイはデイダラの手を、
デイダラの手より小さな自分の手で包んだ。

「・・・ん?」
「どうしたんだ、メシイ」
「あー、「芸術」作ってたのか。邪魔してごめんね」

そう言うと、メシイは
デイダラの手からついたであろう、自分の手のひらの粘土の塊を、
指先でちょん、とつまんだ。

「別にいい。芸術も大事だけど、お前より大事なものなんかないからな、うん!」
「・・・えへへ、うれしいな」

そう言うと、メシイはデイダラをぎゅう、と
強く抱きしめた。

触れる指先

(触れなくてもわかる)
(あなたが私を好きでいてくれることは)


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タイトルがETみたい

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