であい
「お姉ちゃん、ジョウロ頂戴」
「はいどうぞ。」
「今日はいいお天気。花がいっぱい咲くかな?」
「咲くよきっと。」
ずるっ、ずるっと足を引きずりながら、
みのりはゆっくりと花壇に水をまいた。
「今日、雪ちゃんくるかなぁ」
「くると思うよ、お姉ちゃん。」
「そうだね、みのり。」
「・・・お姉ちゃん。」
「なぁに?みのり。」
「パンジーの苗を植えようか。」
「そうだね。」
「私、取ってくる。」
「ありがとう、みのり。」
「ふふ、綺麗に咲くといいね」
「咲くよきっと。真心こめて育てたんだもの。」
その時。
バキン!!!
ギギギギ・・・ガッシャン・・・
「な、何!?」
「あ、あ、いや、俺は何も・・・かってに・・・」
みのり達が、音のしたほうを向いてみると、
男の子が立っていて、魔よけの門が壊れていた。
悪魔にしか反応しないはずの門が。
「あ・・・悪魔・・・!!」
「みのり・・・!」
「えっ・・・」
びくつくみのりとしえみ。
「ち、ちげーよ!」
「魔よけの門が・・・!」
「悪魔にしか反応しないのに・・・」
「ど、どうか見逃して・・・」
「入って、こないで・・・!」
「お、俺は悪魔じゃねぇ!(人間でもないけど・・・)勝手に決め付けんな!」
「ひ・・・」
「こないでー!」
「誰か・・・!!助け・・・うわっ!」
「みのり!」
「煤I?・・・だ、大丈夫かよ・・・」
「・・・!」
「お前たちって・・・足が悪いのか・・・」
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