彼女(彼)の才能が恐ろしい件について。
(女体化ホレさせ魔、いろいろ際どい)
「ど・・・どういうことなの・・・!?」
ボクは現在、進行形でピンチです。
女郎蜘蛛が薬草調達に出かけている間にお腹が空いたものだから、台所にあった元祖まんじゅうを食べたわけです。
そしたら。
なんか胸とかむずむずしてきて、何気なしに触ったら、その、「ぷにょん」て。
・・・男には絶対ありえない感触がしたんですよ、はい。
んで、驚いて下を確認すべく勢いよくスパッツ捲ったら・・・ないんですよ。ボクに「本来あるべきもの」が。
とどのつまり、「女の子」になりました。
「(女郎蜘蛛の毒の調合の才能が恐ろしい・・・!!)」
飲んだら女体化する毒とか全然嬉しくないです、はい。
「(うわあッ、しかも胸がシット神や楽し眠よりでかくなってる・・・!)」
男の子用のサイズで作られたホレさせ魔の服は、
大きくなった胸のせいで胸元がパツパツになり、今にも引きちぎれそうな状態に。
「・・・ぬ、脱がないとやばい!破けちゃう!!」
ホレさせ魔は自分の部屋に戻り、すぐさま服を脱いで上半身をさらけ出す。
そして間に合わせに掛布団で体を隠すと、
布団近くに置いてある鏡台に、女の子の体になった自分が映った。
「自分自身」であることに間違いはない訳だが、
見慣れない女の子の体つきに、顔が熱を帯びる。
「(これが、女の子・・・)」
その時、部屋の引き戸が開く。
驚いたホレさせ魔が振り返ると、そこにはこの現象の張本人、女郎蜘蛛が立っていた。
「アタシのハニー、たーだいま♡」
「じょ、女郎蜘蛛・・・!」
「どうしたの?掛布団なんか被っちゃって!」
「うわ、ちょ、剥がさないでええええええ!!!」
ゴリ押し攻撃タイプの女郎蜘蛛の腕力に回復憑りつき持ち妖術タイプのホレさせ魔がかなうわけもなく、
抵抗するも空しく、布団は宙を舞った。
「・・・あなた、それ・・・どうした、の?」
「う、うぅ〜・・・」
ボクはあっけにとられてる女郎蜘蛛から掛布団を取り返し、
今までの経緯を説明した。
「ああ、あの毒を仕込んだ元祖まんじゅうを食べちゃったわけね」
「・・・何でそんな毒なんか作るんだよぉ・・・」
「あー・・・本家軍の大将(大ガマ)に食べさせて混乱させる気だったの、てへっ☆」
「てへっ☆・・・じゃ、なあい!!」
「大丈夫よ、毒の効果は一晩しか続かないから・・・」
「でも、それにしても・・・」
「アタシより胸が大きいなんて、腹が立っちゃうわ!」
「っ、ひゃあん!?」
むにゅ、と少し乱暴に胸を揉まれ、
ホレさせ魔の口から甘い声が漏れた。
「女の子の体で感じちゃったの?・・・可愛い♡」
「や、だって、女郎蜘蛛が変な触り方、するからあっ」
「変な触り方って何?」
「・・・やっ、だか、らあ・・・!」
「ホレさせ魔・・・」
「な、に・・・?」
「立っちゃった♡」
「・・・ば、ばかあああ!!!」
そしてホレさせ魔は毒の効果が切れて男の子に戻るまでヤられ続けたのは、言うまでもない。
「ねー、またそのうちこのプレイしましょ?」
「・・・ぜっったーいに嫌!(ガチで孕むかと思った・・・)」
彼女(彼)の才能が恐ろしい件について。
一回やりたかった女体化ねた。
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