君が流したユメナミダ。


忍び寄るなにか




フェレス


フェレス



わたしのだいすきなフェレス


あなたがすきだから

あなたといっしょにいたいから


あなたをここによんだんだよ



ねぇフェレス


わたしをすきになって



ずっと いっしょう ここに いて


フェレス


ねぇフェレス





だいすき





だから



ずっといっしょにいてね






あいにいくから

だから








わたしを あいしてね









「・・・あれ?」
「どうしたの、フェレス?」
「イヴ、今僕の名前呼んだ?」
「ううん、呼んでないよ」
「今、誰かに呼ばれた気がしたんだ・・・」
「きっと、気のせいだよ」
「そうだよね、気のせいだよね」

僕は考えるのをやめた。
考えている暇があったら出口探したいし。

「じゃあ行こ・・・イヴ?何見てるの?」

気づくとイヴが、床をじーーーーーっと見つめていた。

「・・・アリさん」
「え?」

僕も同じように床を見つめてみると、確かにアリがいた。

「やあ、君たち、はじめまして」
「や、やぁ・・・」
「ぼく、アリ」
「・・・うん、見ればわかるよ」
「それなら、話は、早いや」
「何?」
「ぼく、絵、だいすき、ぼくの絵、かっこいい。ぼくの絵、一度だけでも、見たいけど、ちょっと、遠いところに、ある」
「遠い、ところ?」
「見たいなぁ、見たいなぁ」
「・・・よしわかった、その絵を持ってきてあげるよ。」
「わぁ、ありがとう、ありがとう」

困ってるのを見て、黙ってられないのが僕の悪いところなんだよなぁ。

「イヴ、ここでアリさんと待っててね。絵を探して持ってくるから」
「・・・うん」

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