君が流したユメナミダ。


白猫が来た!


「うわぁぁ!!遅刻だ!」

遅刻して、食パンをくわえ、猛ダッシュで走るツナ。

「あっ!男の子が前に・・て言うか止まれない!」
「!」
「危ない!!」


ガラガラガッシャン!


「・・・いつつ・・・」
(並森中学校の制服・・・ちょうどいいわ。男の子として振舞わなきゃね)
「ご、ごめんね!大丈夫だった?」
「あぁ、少しひねっただけだから。」
「よ、よかった・・・(こ、この子もの凄くカッコいい・・・)」
「ところでさ、並森中学校ってどこかな?君の制服、並中の制服だろう?」
「あぁー!忘れてた!」
「あぁ・・・そういえばそろそろ教科が始まる時間だよね・・・」
「俺も行くからついてきて!」
「ありがとう!」


校門前・・・

「君たち遅刻だよ。咬み殺す」
「すいません、僕転校生なんです。迷ってたところを、この子に助けられたんです。ま、この子が遅刻したのは僕が悪いんです。この子に罪は無いでしょう?」
「・・・わかった。行きなよ。」
「失礼します。職員室によらなければいけませんから。」

ほらね。
みんな惑わされる。
私は今日から任務をはじめなきゃ。
入学したのは事の始めだから・・・・ね?

教室前

あら、なんだか教室が騒がしいわね。
・・・関係ないけどね
職員室はあっちか・・・

ガラガラ・・・

「すいません・・・僕転入してきた鎖蝶零ですけど・・」
「ああ、鎖蝶さんね。はじめまして。あなたのクラスの担任の夢野よ。」
「よろしくお願いします。夢野先生(ニコ)」
「てっ、転入届、持ってるかしら?(この子凄くカッコいいわ!)」
「あ、はい・・・」
「ところで、イタリアから来たそうね?でも日本語上手ね!」
「えぇ、父親から留学しろと。練習してきたんです。」
「じゃ、こことここに判子押すから、署名を書いてね。」
「書けました。」
「じゃぁ、応接室に行って、この書類と転入届を出してくれるかしら?」
「あ、僕応接室わかんないです・・・。」
「そういうと思って。はい、これ地図よ。気をつけてね。」
「?は・・・はい。」

何だったのかしらあの表情?
なんか哀れ・・・・って感じの。

「ここが応接室かぁ、結構近いね」
「何だお前!規定の制服着てないじゃないか!」
「うるさいな、フランスパン共が。」
「何だと!やっちまえ!」
「・・・・イライラするんだよね、弱いやつ見たらさ・・・」



私が教えてあげる。



「恐怖」って奴を。




戦いが終わって周りには倒れた風紀委員たち。

「馬鹿みたい。僕に勝てるとでも?あ〜あ、返り血付いちゃった。」

ハンカチで軽く書類に血が付かないようズボンを拭う。


コンコン


「失礼します・・・。」

あら?誰もいないのかしら。
じゃぁ、転入届と書類を机に置いておけばいいわね。ごたごたに巻き込まれたくないもの・・・。しかもこの学校には最凶の風紀委員長がいるって言うじゃない?
いくら「疾風の白猫」でも勝てるかどうか・・・。
ま、私が負けるわけないし、勝てるかもね。

「ワォ、君は朝の・・・」
「あ、貴方だったんですか、風紀委員長って言うのは。」
「それはなんだい?」
「何って、転入届ですよ。後書類です。これでいいですよね。僕群れるの大嫌いなんですけど。」
「駄目だよ」
「なに、記入漏れでもありますか?」
「君はここで・・・咬み殺す」
「クスッ、まだお子ちゃまですね?雲雀恭弥さん?」
「うるさい!」
「でも僕、ここで戦ってる場合じゃないんですよね。またあとでお相手しますよ。」

シュッ

「消えた・・・!」

幻術使って巻いてやった。
戦いは後々。まず、十代目を探さなきゃ。だってそれが目的だもの。


「あら、鎖蝶君!無事だったのね?」
「あれを知っててやらせたんですか・・・夢野先生。」
「そうよ、雲雀君、強いんだもん。ま、入って頂戴。」
「今日は転入生を紹介しますわ。イタリアから留学してきたそうです。」
「うお〜!マジ?先生、男?女?」
「男の子だったらどうするぅ!?」
「イタリア?まさか十代目を狙って・・・・」
「獄寺くん、まぁ様子を見てみようよ。」
「入ってきて頂戴。」
「はじめまして。鎖蝶零といいます。よろしくお願いします(ニコ)」
「きゃー!すっごくカッコいい!」
「席は、えーと・・・そうね、綱吉君と武君の隣ね。」
「あ・・・朝の。」
「あぁ、綱吉君って言うんですか。よろしくお願いします。」
「じゃぁ、数学の38ページ、開いてーあとで抜き打ちテストよ!」
「え〜!?」


休み時間


まったくうざったいったらありゃしないわ。周りに女の子がわんさか集まってくるのよね・・・私はそんな趣味無いわよ!



「ねぇねぇ、零君って呼んでいい?」
「メアド教えて〜v」
「イタリアから来たのぉ〜?」
「日本語じょうずだよねぇ〜vV」
「趣味とかあるぅ〜?」
「十代目!行きましょう!」
「十代目?(この子が?)」
「きっ、気にしなくていいよ!」
「何だてめぇ!」
「うるさいなぁ、獄寺隼人。いや、スモーキン・ボム。」
「なっ、何で俺の通り名を!」
「僕をなめてるつもり?クスッ」
「なんだとぉ!?」
「沢田綱吉、ブラッド・オブ・ボンゴレ所持者・・・か」
「な、何でそこまで!」
「クス。僕?僕に聞くより自分で胸に手を当てて考えれば?」

パタパタ・・・

「何だあいつ・・・」

だって少しは気づかれなきゃ、つまんないじゃない。
私のように気高いものはとくに・・・ね。


?「ちょっとぉ〜話があるんだけどぉ〜」



屋上

「ふぁぁ・・・」
「あのぉ・・・そのぉ・・・・私ぃ、雪乃って言うのぉ。」

さっさと言いたい事あるなら言ってよ、遊べないじゃない。

「なんだい?こんな場所に呼び出して」

「(脈アリ!)私ぃ、零君のことが好きなの!付き合ってよぉ!」

あ、もう授業始まったのかな?グラウンドが静か・・・。こいつのせいで遊べなかった・・・・腹が立つ。

「さぼっていいのかい?授業始まるよ?」
「優しいけどぉ、無視しないでくださぁい!」
「授業は出なきゃだめだろう?あとで返事を言うよ。」
「本当ぉ?絶対ですよぉ?」
「(うざったいなぁ・・・)絶対。だから行こう(ニコリ)」
「きゃぁ〜カッコいい!絶対ですよ〜!」

カンカンカン

「ふぁあ・・・・まったく、うざったかった。私にそんな趣味ないしーさんざん痛めつけてから断ろうっと。」
「ミードリータナビクーナミモリノー」
「ん?誰・・・?」
「ダイナクショウナクナミガイイー」
「こ・・・小鳥?」
「ヒバード!ヒバード!」
「あなたバーズの・・・・」
「ハジメマシテ!ハジメマシテ!」
「可愛い〜!」

ヒバード見てると癒される・・・。最近殺しばっかりしてて・・・
癒しなんて思ったこともなかった。

「僕、ヒバード好きだよ?」
「スキ!スキ!」
「おいで、飼い主のところに戻してあげる。」

ウォーミングアップもかねて。

「飼い主はきっと応接室だな。」
「ヒバリ!ヒバリ!」

コンコン

「失礼します。」
「また会ったね」
「あなたの小動物を返しに来ました。失礼します。」
「待ちなよ」

またかな。私、これから十代目を倒しに行くのよ・・・体力はあんまし使いたくないわ・・・。



1時間後




「君・・・何者?」

私と戦ってぼろぼろになっちゃった雲雀さん。ほっとくのもなんだから、手当てしてあげた。
・・・私が手当て?信じられない。でもこっそり救急箱持っててよかった。

「あ、動かないでください、あの鎌切れ味抜群なんですから」
「・・・」
「雲雀さん、強いですね。さすがに僕でも色んなところ打ったりとか、ひねったりとかしてるんですから。」
「・・・」
「あ、そういえば名を教えてなかった。僕は鎖蝶零だよ。今日転入してきたばかりなんです。」

あ、何でだろ・・・誰とも話したことなんかない私が話をこの人の前だとぺらぺら言っちゃう・・・。

♪キーン コーン カーン コーン♪

「あ、6時間目は出なくちゃ・・・」
「・・・」
「あんまり動かないほうがいいですよ、僕と戦ったんですよ?骨の2〜3本は折れるところなのに、あなたは怪我ですんだんですから。また来ますね。」

ギギィ・・・バタン

不思議な子だよね
ますます
咬み殺したくなったよ・・・

私もあちらこちらに傷が出来ちゃった・・・やだなぁ、切り傷とか青あざまで出来てるじゃない。
つーかあの雪乃って奴、また来るかしら?最悪よ。

「ミードーリータナービクー」
「お前はもともとバーズの鳥だったじゃない、気変わりしたのね。誰かのように・・・」

きっとそろそろ兄様が来る。・・・・私も落ちぶれたわね。



私はずっと泣いていた。だけど、「あの方」のおかげで
今がある、仲間がいる。でもあの方を傷つけるなら私はその人を殺す
骸様と仲間以外信じるものは何もない
そうでしょ?骸様。
私はこれ以上
何も失いたくない、消したくもない!

恋心なんて、私には邪魔なだけ。

早く戻ってきて骸様私・・・気が狂いそうです!
涙が落ちて、胸が痛くて、苦しくて・・・・まるで人魚姫のよう

・・・まさか、これが恋?

あははは・・・・おかしいな・・・
恋心なんていらないって言った後で、恋だとわかるなんて・・・・



次の日



「ふぅ、つまんないや。」

授業をこっそり抜け出して、屋上でのんびり。だって私、自分で言うのもなんだけど、優秀だから。
もう大学生並みの勉強はできるし。私はずっと泣いていた。だけど、「あの方」のおかげで
今がある、仲間がいる。でもあの方を傷つけるなら私はその人を殺す
骸様と仲間以外信じるものは何もない
そうでしょ?骸様。
私はこれ以上
何も失いたくない、消したくもない!

恋心なんて、私には邪魔なだけ。

早く戻ってきて骸様私・・・気が狂いそうです!
涙が落ちて、胸が痛くて、苦しくて・・・・まるで人魚姫のよう

・・・まさか、これが恋?

あははは・・・・おかしいな・・・
恋心なんていらないって言った後で、恋だとわかるなんて・・・・



次の日



「ふぅ、つまんないや。」

授業をこっそり抜け出して、屋上でのんびり。だって私、自分で言うのもなんだけど、優秀だから。
もう大学生並みの勉強はできるし。雪乃って奴のことも忘れたいし。そういや昨日会ってなかったよな。

「・・・何やってるの」
「んー?何ってサボりですよ?」

あらま、雲雀さんだわ・・・ここ、屋上のその上の給水タンクですけど・・

「・・・(イラッ」
「ね、どうやってここまで来たんですか?梯子も無いのに」
「どうやってって、普通に」
「へーすごいですねー(棒読み)」
「・・・おちょくってるの」
「別に、そんなんじゃないです」
「・・・」
「じゃ、行こうかな。そろそろ6時間目も終わるころだろうし」
「どこへ行くつもり?」
「何って、部活に決まってるじゃないですか。(フルートを差し出す)」
「・・・」

音楽室

「すいません、緑川先生。」
「遅かったわねぇ、さぁ用意して。練習始めるから」




下校



「・・・」


遠い道を帰る途中、空を見上げると、1つだけ星が光っていた。

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