なつかしい、こえがした


「いやぁ、君たちは強いですね・・・何か秘密でも?」
「あ、実はなー・・・もごっ!?」
「いんやー!今日もええ天気やなー!あ、虎や!」
「えー?どこどこー?って虎が空飛ぶかいなー!」
「あかんやんリカ!そんなん人に言うたら!」
「あれはうちらだけの秘密やろ!?」
「せやけど、ダーリンたち知りたそうやし・・・それに、みんなで出来たら楽しいやん?な?ええやろ?」
「でもなー・・・」
「おねがい!この通りや!」
「・・・しゃーないなー。」
「みんな、おおきに!・・・自分ら!ついてき!」

そしてリカたちについていくと・・・お城の地下に着いた。
なんとそこには大きな練習場が!!

「ここが、うちらの練習場所やね!」
「ここが・・・」

そして、もっと先に進むと、
なんかスッゲェカラフルな練習機材が揃ってた。

「・・・すっげぇ、カラフル。」
「かわええやろ?うちらがデコったんやで!なんなら、ダーリンたちの顔も書いたろか?」
「・・・いや・・・いいよ・・・」
「ほんでなー・・・あれ?ダーリン、どうしたん?」
「・・・いや、何でもねーよ」

雪女は、ふいと視線を逸らした。

「(ダーリン、何か怖い・・・)」

「練習始めるぞ!!」


そして俺達は、分かれて練習を始めた。

「・・・とにかく、アイススピアーの威力をあげるのが優先だな。その次がサクリファイトで・・・」
「ダーリン、技の威力あげたいんかー?」
「あ、あぁ。」
「それやったらええのがあるで!」

リカに腕を引かれて、つれてこられたのは
ゴールが1つ、ロボットがいっぱいある部屋だった。

「・・・?」
「ちょっとボール蹴りこんでみ?」

俺は言われるがままに、ボールをロボットに向けて強めに蹴った。
すると、ロボットは素早く動いて、ボールを軽々と受け止めた。

「あれを壊せるくらい、強う蹴りこむんや!」
「壊せるくらい・・・」


そして俺は、練習を始めた。

それから、俺は数時間かけて、
ようやく最後のレベルまでたどり着いた。
辺りには壊れたロボットが何体も転がっている。

「はぁ・・・っ、は・・・」

大分、疲労も蓄積している。

「はっ・・・しゃーね、ちょっと休憩・・・」

俺は、勢いよくその場に座り込んだ。


・・・俺は、もっと完璧にならないといけない・・・

もっと強く・・・もっと強く・・・!!


「・・・雪女」


そのとき、俺の後ろから

懐かしい声が、聞こえてきた。

「・・・えっ?」




そこには、

もうこの世には居ないはずの

俺の、

俺の、

大切な・・・



兄ちゃんが立ってた。

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