新しい家族記念日


(土方とパランちゃん)
(妊娠ネタ)










「あのですね、雷電。とっても重要なお話があります」
「・・・なっ、なんだよ急に!」




・・・結婚して、はや3年。

土方の兄妹たちの面倒を見つつ、幸せな結婚生活を送って来たパランと土方。


そんなある日、パランが真剣な表情で土方を呼び出したと思えば、
正座で向かい合って話を始めた。


「(兄ちゃん、どうしたんだろー)」
「(パラン姉ちゃんに怒られてるのかな?)」


いつもと違う雰囲気に、兄妹たちも物陰からそっと見守る。



「重要な話ってなんだよ・・・」
「・・・何か、心当たりはない?」
「ねえよ!俺は別にやましいことなんかしてねえし・・・」
「あら、私は別に雷電を怒ろうってわけじゃないのよ。おめでたい事があっただけ」


そう言うと、パランはピンク色の棒を差し出した。




それは・・・俗に言う、「妊娠検査薬」。




検査薬の窓には、はっきり陽性の紫色の線がついていた。




「赤ちゃん、できたみたい」

「・・・来年には家族、もう一人増えちゃうわよ」




そう言うと、パランはニコッと笑う。
その笑顔を見て、土方は嬉しさのあまりパランに抱き付いて泣き崩れた。



「・・・やっぱ嬉しい?」
「嬉しいに決まってるだろ!・・・俺、父親になるんだよな?」
「ふふっ、もちろんよ。いいお父さんになってくれるわよね?」
「ああ、もちろんだ!!」



嬉し涙でぐしゃぐしゃな顔をそっと拭いて、
パランはまた、優しい笑顔で笑った。








新しい家族記念日








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
パランちゃん久しぶりに書いた気がする。

- 215 -

*前次#


ページ:





[ top ]

[ 表紙に戻る ]



ALICE+