ぶっ本主とあいつが歌う
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毎回あっきーの北海道から来た人コーナーが終わると、次にコーナーに移動し始めた。
私はそれをポケーっとしながら見つめた。
はっきり言ってこのアニメはよくわかっていない。

あっきーがKENNとデュエットを、する。

ただ、それだけの為に来た。

それだけの為に8000円を払う価値はあると思って私はやってきた。


あっきーファンとしては是非とも北海道生まれでいたかったけれど、残念ながら私は生まれも育ちも東京。
イベントもたくさんあるし便利だとは思うけれど、あっきーと話す機会が少ないと考えれば、この身も少し不便だ。


そんなことを考えていると、あっという間にコーナーは終わり、ついに楽しみにずっとずっと待っていた歌コーナーに。まずは他のメンバー、エグーやテラシーが出てきたりして。それにサイリウムを降りながらそれでもあっきーたちのために力を温存して叫べば。


ついについに。



みんなが楽しみに待っていただろう、あっきーとKENNのコラボが...!!



「よー!!みんな、盛り上がってるかー!?」
「キャーーーー!!!!」

KENNの声に出せる限りの声を出す。

「まだまだ盛り上がっていけよ !!」
「うおおおおーーーーーー!!!!」

そして続くあっきーの声に、私の隣にいた男の人がのぶとい声を上げながらジャンプした。




そしてながれる曲に、あっきーとKENNは全く狂わせることなく一致させながら踊る。しかもなんて可愛らしい踊り...!!

あっきーがKENNとパートを交代する時なんて、あっきーは首をかしげてウィンクをしながら、KENNの肩を叩いたり。

サビに入ったら遠くにいる観客の方を見ながら何度もアイコンタクトをしたり、投げキッスをしてくれたり。

それはKENNも一緒で。本当にこの二人がアイドルのように見えてきて。


「キャーーーーーー!!!!!」


二番のサビも終わってCメロに入る時。それが少しゆったりとしたテンポに変わるからか、二人は舞台に腰をかけて、足をぶらぶらしながら歌っていて。
おそらく、ステージ側にいる人からしたらありえないほど、あっきーとKENNは近いところにいるはずだ。

なんて羨ましいんだ、と思いながらスクリーンにいるあっきーを見つめていれば、KENNがあっきーのほっぺにチューをして立ち上がった。



「ぎゃあああああああああ!!!!!」
「あっきーーーーーー!!!!」

ニヤニヤしながら踊って歌い始めるKENN。そんなKENNの足を蹴りながら歌うあっきー。



あぁ、ごちそうさまです。








晃ファンとKENNファンの間






あれ絶対後ろでたっつん怒ってるでしょ!!

歌の終わりにみんなが口を揃えて言うと、たっつんがおそらく舞台袖でマイク越しに、



黒沢晃、至急鈴木達央のところにきなさい。



と言って、またさらに会場のボルテージが上がったのは、DVDではカットされていて非常に残念でなりません。




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