ぶっ本主とあいつが歌う
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今日はとあるアニメのイベントに参戦をする。私の大好きな声優である黒沢晃ことあっきーがKENNぬと一緒にコンビを組んで、二人でデュエットして歌うのだ。
今日はそれを見るためにはるばる来たから東京にやってきたと言っても過言ではない。
イベントが始まる前の会場の騒々しさ。そわそわする焦燥感。これら二つが重なって、どんどん大きくなるみんなの高まりと自分の鼓動の大きさに耳を傾けながら、イベントが始まるのは今か今かと待ち続ける。
そして、光が落ちてステージ上にあるスクリーンに動画が映し出された。それを見て私たちは一斉に席を立ちあがり、手に持っているサイリウムを天井に掲げて自分の大好きな声優の名前を叫んでいく。
「あっきーーーーーー!!!!!!」
「KENNーーーーーー!!!!」
「たっつんーーーー!!!!」
「晃君ーーーーー!!!!」
みんなの声に負けじと、私も大好きなあっきーの名前を叫ぶと、動画が終わり、そして次に、出演者が一人一人スクリーンに姿がどアップにされながら真ん中から出てきた。
「キャーーーー!!!!」
「たっつんーーーー!!!!」
「テラシーーー!!!!」
一人一人出てきた後、最後に出てきたのは今作の主役であるあっきー。あっきーは真ん中の階段を優雅に降りながらニコニコと笑顔を振り撒きながらステージに降り立った。
179cmの高身長は、会場真ん中あたりに座っている私にでもはっきりとわかった。
あっきーイケメン。
「こんにちは〜黒沢晃でっす。今日はみんな楽しんで行ってね!!」
そしてその後に、毎回あっきーが出演するイベント恒例の、北海道から来た人手挙げてコーナー。まだイベントの序盤にも始まる前に、あっきーは毎回、今日北海道から来た人、と観客に向かって声を投げる。
それに私は元気よくハーーーイ!!と返事をしながら手を挙げた。周りはほとんど違うところなのか、ここら辺は私しか手を挙げていなくて。
「おお!!同郷!!そこにいる子もがんばってきたねー!!」
そして明らかに、私に向かって言ってくれただろうと誰もが認めてくれるように、あっきーは私に向かって手を振ってくれた。
とある北国の少女は
あっきーの為ならたとえ吹雪の中でもきます!!!!!
いや、それは危ないから無理しないで。
(返事もらえた....!!!!)
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