3人で食事をして、しばらく談笑してからもう夜の22時だったこともあり、片付けを済ませて(殆どはジェノスさんがして下さいました。)サイタマさんの家を出た。

服を脱ぎ、シャワーを浴びる。

今日はとてもいい日だった。サイタマさんやジェノスさんの優しさが身に染みて、とても幸せな気分になれた。最初の逃げ場所をZ市にしてよかったとも思うし、隣人がサイタマさんで良かったとも思う。自分の今の環境や境遇に心から感謝をする1日だった。

暖かいお湯を浴びて、身も心もほっこりして、頭を洗ったら丁寧にトリートメントをして、髪を纏め上げクリップでとめる。背中を流して、ゆっくりと湯船に浸かり、持ってきたバスボムを沈めると、ぷかっと浮かび、クルクルと周り出した。ラベンダーの香りが心を落ち着かせてくれる。

紫に染まる湯を見つめながら、ほうっと一息つく。

わたくしはこのバスタイムが1番の心の癒しで、この部屋に(不法侵入で)住みついてから、仕事を覚えてちゃんと賃貸契約をするにあたってリフォームをする時に、1番力を入れたところでもあった。


肘置きがついて、ジャグジーと浴槽の中を照らす色の変化できるライト(自分でもラブホテルみたいだとは思いますわよ?)、底には滑り防止の凹凸のある広々とした浴槽。水圧は強めが良かったので、圧力ポンプをつけた。水の細さを調節出来るシャワーを備え付け、鏡は少し大きめで曇らないものを。

トイレは排除して空いたところへ移動させて、室内を広く。
32インチの大きめのテレビを設置して、部屋にあるプレーヤーと同期させることによって室内で映画も音楽も楽しめるというブルジョワ仕様。そんな浴室で過ごす時間が何よりものストレス発散なのだ。


いつものようにリモコンでテレビをつけると、今日の事件のことが放送されていた。

この時間にいつもやっている、ヒーロー協会提供のニュース番組だ。






『今回の桃源団を倒してくれたのは、C級ヒーローの無免ライダーだそうですね。』

『彼は自分の力では無いと言っていたけど、そこが彼のいい所だ。実はね、私は彼のフアンなのですよ。彼はザ、ヒーローという感じがしていいですね!田村アナはお好きなヒーローなどはいらっしゃるのですかな?』

『私ですか?うーん、やっぱりアマイマスクさんですかね。』
『でたっ!アマイマスク!』
『ちょっとなんですかー!』





「アマイマスク...?ああ、ヴ〇トンの夏コレクションの広告の...あの人、ルシウス様(元ヴァンパイアの上司)に似てて嫌いですわ。なんだか怖いもの。」





『そしてですね、ここで、一般市民の方が不思議な証言を残しているんです。』
『不思議な証言?』

『VTR、どうぞ。』




ちくいちぶつくさと文句をつけながらコメンテーター達のきゃっきゃを暫くつまらないと思いながら見ていると、話は変わりVTRへと映像が切り替わった。そこにはなんとも今風の女子高生が2人映し出され、ひたすらにカメラをチラチラと眺めながら前髪を整えている。
インタビューをしている男性アナウンサーはマイクをそれぞれに向けて証言をとっている。




『なんかなんかなんか!うちらやばいと思ってたけどハゲをムービーで撮ってたの!チュイッターにあげよーと思っててー。そしたらキレーな女の人が来て!ね!』
『そーそー!なんか自分の手を切って、血を舐めた?吸った?のかなぁ、それをね、ねーーー!』


『吸った?自分の血をですか?』


『そうそうそうそう!!!』
『でね、それを...無免ライダーに......口移しで飲ませてたの!』
『まじヤバイよね、うちら見ちゃったよね。』


『えっ、く、口移しで?!それはいわゆるキスといいますか、そういうことですよね?』


『で、そしたら無免ライダーがなんでか起き上がったの、ぜんっぜん動けなかったのに!』
『なんか魔法みたいだったよね!ちょっとロマンチックー!』








『...はい、VTRにもありましたように、突如現れた見目麗しい女性が、なんと自分の血を無免ライダーに口移しで飲ませたという目撃情報がありまして、ヒーロー協会はそれについて調べています。怪人やヒーローについて詳しい元○○大学民俗学教授の広田さんにお聞きしましょう。

今回のこの、謎の女性についてはどう思われますか?』


『いや実はね、本当に古い文献にしか乗っていないことなのですが、大昔に人の傷や病を治癒する力のある種族がいたというんですよ。彼らはその血によって、まぁ、高値で売れたりしますからね、数を減らしていったんです。

一般的に言えばまぁ怪人のようなものなのですが、吸血鬼の派生らしくて、かなりの年数を生きることが出来るとありましたので、1人くらいは、生き残っていても不思議ではありませんねぇ。』


『では、広田さんの見解としては、その伝説の種族の生き残りが現代で身を潜めている、ということですか?』
『まぁ、無くはないでしょうな。姿形は私たちと変わりませんから。ただ、ほんとーーーに綺麗な外見をしていて、目ですよ!目!』

『目?』

『目の中に花を宿しているらしいですよ!いやーーー、会ってみたい!ぜひ!』



『ヒーロー協会としては、その謎の女性についての情報を集めている他、その女性について今後 多額の懸賞金をかけるそうです。

ヒーロー協会のこの動きを見るに、どうやら実在するのであれば世界情勢をも揺るがす存在のような気がしてきますね。』



『そりゃそうだよ!心臓を食べれば不老不死、若返り。喉から手が出るほど欲しいでしょうな。田村アナウンサーだって、ずっと若々しくいたいでしょう?』

『ウーン、私としては、同じ女性として言わせて頂きますと、そっとしておいてあげた方がいい気もしますね。』

『いやいやいや!もしかしたら今現在治療法が見つかっていない不治の病からも人類を救う手立てになるやもしれませんよ!』

『確かに、そうですよね...。


えー、番組でも、謎の女性についての情報提供を求めています。何らかの情報をお持ちの方は、こちらの番号、またはホームページからメールで番組までお寄せください。

それでは、また明日。』








......何て事をしてしまったのかと、酷く後悔した。



これは間違いなくわたくしの事では...。
幸い、少女達の動画にはわたくしの姿は無かったものの、もう街にも仕事にも出れないかも...?どうしたら良いのでしょうか...?

わたくしはこのまま、どこかへ連れていかれて、何年も何年も何年も血液を採取され続けるのでしょうか?自由すらなく、もう2度とサイタマさんにもお会いできない??


ことの大きさに心がついていかなくて、浴槽のふちにしがみつくのがやっと。

なんてことをしたのだろうか。もう駄目だ、わたくしはもう、もう.........。





















「フン、要らんことをしたようだな。」

「......?、キャアッ!」

「俺も風呂に入る。」
「えっ、えっ?!」



突然に声をかけられて慌ててドアの方向へ向くと、そこには何も身につけていないソニックさんが立っていた。
慌てて口を両手で塞いで視線を逸らすと、ごく普通なようにシャワーのコックを捻ってお湯を浴びだした。

わたくしはソニックさんが現れたことにも驚いたが、事件のことに思考が追いつかずに、そのまま何も言えずただただ先ほどのニュースの内容を反復していた。




「...フン、相当ショックだったようだな...どうだ、俺と契約を結んでおいて良かっただろう?」

「ちょっと...ナチュラルに湯船へ入ってこないで下さいませ...!それに、隣人の方に御迷惑になるから脅かさないでください!...でも、そう、ですね...もしかしたらこれから...何かと物騒になるやも、しれませんし。」



「イェルクヴェイン狩りが再び始まるかもな。」


(ゾクッ...)
「わ、わたくしは、もしや、このまま...。」

「俺がそう易々と契約者を守り損なうはずがない。安心していろ。...まぁ、向こうがどう出るかはわからんがな。」



ソニックさんは考えるように顎に手を置いた。

もうソニックさんが突然に現れたことにも、普通に湯船へ入ってきて後ろから抱え込まれていることにも驚く余裕すらない。

言うなればこれは死刑宣告、言うなれば指名手配だ。

これから仕事場にはなんと言えばいいのだろうか?目は?カラーコンタクトをつければ、なんとか...。でも、先程の女子高生たちが、もっと明確なわたくしの外見を伝えていたら?イメージ画像がでたら???

わたくしが今ここで名乗り出ずに逃げることは、もしかしたら今 治らない病で苦しんでる人を見捨てることになるのでは??

でも、名乗り出ればきっとわたくしはもうここには戻ってこられない...。

怖くて怖くて、もう、どうしようもない。




「......○○、俺はお前に契約を持ちかけた。出来ない契約など結ばん。何をそんなに恐れている?」

「だって、わたくしは、もしかしたら今 苦しんでる誰かを救う最後の手段かも...でも、それはわたくしが二度とここへ戻れないことになるかもしれなくて...。な、何が正しいのか、何が卑怯なのかわからないのですッ...!」




わたくしは自分の体をぎゅっと抱きしめる。それでも不安は消えないし、暖かいはずの湯船の中でさえ、酷く不安な場所になった。

すると、ソニックさんはわたくしの肩を抱き寄せて両腕の中に収めると、湯船の中で膝を抱えていた状態のわたくしの腰を掴んで、自分の両足で挟むようにしてすっぽりと収納してしまった。

やはり線が細くても殺し屋。
しっかりと引き締まった密度の高い筋肉がついていて、思わず置いた二の腕は固い。細かく傷跡の残る体は、ソニックさんがどれほど波乱の人生を歩んできたかを物語っているよう。



「...お前は面倒な性格をしている。.........俺ができるのは、お前が拒絶するものからお前を守ることだけだ。」

「え?」

「...フゥ、まぁいい、今はな。とにかく、今日は用があってここへきた。お前の血が欲しい。」

「っ!」

「少し、その、ふ、負傷したんだ!場所は聞くなよ!!...変わりに俺の血を飲め。お前がどうやって血を入手してるかはもう調べがついているが、たまには直接摂取するといい。」


「で、でもっ、あの」
「今度はなんだ...。」
「はぁっ、う」



ぺろり、耳を舌先でなぞられて思わず声が上擦る。ソニックさんはそのまま耳を唇でやわやわと食(は)むとそのまま舌先を肩まで滑らせて、また戻って、首筋で止めた。

油断していたわたくしは、腰を抱いていた指が離されているのに気が付かなくて、その指先が乳首を弾いたことで初めて存在に気がついた。



「あっ...!」
「まぁ、正直な所、俺にも昔の貴族たちの気持ちが分からんでもない。」

「や、ソコ、あんまり強くっしちゃ...こえ、でちゃ、う!」
「器量がよく、血や内蔵には治癒若返りの能力、そして唾液には催淫作用、体液は甘い...か。古い書物の存在が実在するとは...クク、1度試してみたかったのはある。」

「んっ...!」




少し痛いくらいに乳首をつねられて、それに連動するようにアソコがきゅっと締まる。こんな時でも生理現象はあるのだと自分を恥ずかしく思う。

ソニックさんは何度か首筋を舐めてから、歯を出して甘噛みをしてきた。

擽ったくて体を捻っても止まる気配は無くて、とうとうくすくす笑い出してしまう。




「んっ...くく、やめて下さっ...うふふ!」

「..........ガリッ!」
「い''ッたあ?!?!?!」


「ほう...血液も甘いのか。」

「あ''、ソニックさ、凄くい、痛...い...!」
「噛んだからな。」



突然に首筋に走った鈍い痛み。八重歯を使ったのか、偏ったように深さの違う傷が白い肌を凹ませていた。

サイタマさんやジェノスさんがお隣にいらっしゃるのに、こんなことされてるなんて恥ずかしくてバレたくない!必死で口に手を当てて声を出さないようにする。

さも当然かのように言ってのけたソニックさんだったけど、対して鋭い牙があるわけでもないから、その傷口は綺麗に歯型がついていて、ジクジクと痛む。それにそこそこの量の血液が流れている。

ソニックさんはそこを舌先で抉るようにして血液を舐めている。痛みでびくっと肩が揺れると、それを押さえ込むように手のひらで肩を抑えて腕で体を拘束される。
光景としてはとても甘美だけど、実際は眼球が震えるほどの痛みで、何も甘くなどない。



「い、いた、い...!!ソニックさん、痛い、痛いですっ...!」

「だろうな。俺にはお前のような牙はないから、血が出るまで噛ませて貰った。」

「そんな事しなくてもッ、カッターでどこかを切ったりとか採血したりとか、あったじゃないですか!」


「面倒くさい。それに...俺は少々''そのケ''があるようでな、女が苦しむ顔が好きなんだ。お前の顔もなかなかそそる。」


(ぢゅぅ...っ)


「いっ!!!!たあ...!!!」



思い切り唇を押さえつけて強く傷口を吸うと、ぺろりと舌なめずりをして唇を離す。ふと前を見ると、いつの間にか消されていたテレビの液晶に自分と血を舐めるソニックさんの姿が写し出されていた。
ソニックさんはわたくしの頬を掴んでぐいっと顔を画面に向かせて、また傷口を抉る。痛みで歪む顔をちらりと見ると口角をあげる。なんて趣味の悪い人なのだろう...。




「もうそろそろ良いだろう。」

「うう...。」

「泣くな。もっと泣かせたくなるからな。」

「こっち見ないでください!もう何なのですか、こんな時にッ!空気を呼んで下さいませ!それに、あまり騒がしくすると追い出しますわよ!」



今日は気分のアップダウンが激しくて、ソニックさんのペースに乗せられてしまったことなどからイラついて逐一噛み付いてしまう。
ソニックさんは何とも感じていないように前髪を片手でかきあげると浴槽のふちへ肘を立てて頬杖を付き、またテレビをつけた。画面はニュース番組からお笑い番組へと変わっている。



「俺は俺の用事を済ませに来たんだ。ついでに風呂にも入りたかったからな。ここはいいな。たまに借りることにしよう。」

「そうやって勝手に決めるのですね!」

「お前に拒否出来るのか?何なら、今すぐ契約を破棄して貰っても構わん。」

「う...。せめてノックくらいは、してください...。」
「良いだろう。」




その後、「突然現れた事の詫びだ。」と言って肩の傷口にかからないようにトリートメントを丁寧に流してくれて、ソニックさんは先にお風呂を上がっていった。

わたくしは少し一人になってぼうっとしていたが、長いこと浸かっていたためにのぼせてきたので、お風呂のお湯を抜いて、軽くスポンジで擦ってから浴室を後にした。




「そういえば、血はいいのか?」
「...久しく人の体から直接血を頂いていなかったので、少し怖いのです。それに、今はツテで献血センターからの血液を頂いているので...。」

「ほう?」
「以前の同僚のヴァンパイアが、そこで働いているんですの。」

「ああ...なるほどな。」




わたくしがルームウェアに着替えて部屋に戻る頃には、ソニックさんはこちらもさも当然かのように取っておいたハーゲンダ〇ツを食べながらながらソファに座っていた。
もう半ば諦めていた為 それをスルーして救急箱を取り出し、消毒液と大きめの絆創膏とガーゼを取り出して首筋の手当を始めた。



「ム、消毒液だと?...汚くなどないぞ。」
「一応です、いちおう。」

「可愛げが無いな、頼めばやってやるというのに。」

「え...、じゃあ、お願いしてもよろしいんですの?」
「お前よりは手馴れてるはずだ。」
「(可愛げが無いのはどっちだかわかりませんわね。)」



ちょっとムカッとしたものの、1人では目が届かない所ではあったので、救急箱を持ってソニックさんが座っているソファの下(床)に腰を降ろす。ソニックさんはてきぱきと傷口の手当をして下さって(わたくしの周りの方は器用な方が多いのですわね..)、ついでだと言って髪まで乾かして下さった。

その後は歯磨きをしたり(持ってきていた)テレビを見たりだのとしていたのだが.........。



「あの...もしかしなくても、泊まっていくんですの?」
「なぜ風呂に入ったのにまた汗をかかねばならん。そのつもりだ。」

「はぁ...。まぁ、いいですわ。明日は特に予定もありませんし。」

「くぁ...、早く寝るぞ。俺は電気は全て消す派だ。」



言いながら全部の電気を消しにかかるので、諦めてベッドにあがりふとんに潜り込む。
夜目が効くのか、真っ暗になって何も見えない状態でもソニックさんは足取りがしっかりしたままでこちらへ戻ってくる。

ニ〇リで買ったソファは電動で足と背もたれが動くので、そこへ枕代わりのクマのクッションと毛布を掛けておいた。

布団が体温で温まっていい感じに眠気がやってきた。と思ったら、ソニックさんが布団をガバッと持ち上げてしまう。


「あっ!せっかくあったかくなりましたのに!」
「気にするな。」


「というか、何故入ってこようと、して、るん、です、の!!」

「いい、だろ、うが!俺にあんなせまっこい所で寝ろというのか?!」



布団をガードに使うけど、それを引っ張るソニックさんとの攻防戦になってしまう。ソニックさんはどうやらわたくしお気に入りのソファが気に入らないようす。

ソニックさんが入ってこられないように掛け布団を体の下へ敷いてくるまる。ソニックさんはチッと舌打ちをすると体を引いた。


(...静かになりましたわね。真っ暗で何も見えませんけど、諦めて下さったみたいですわね...。)


「ふふ、おやすみなさいソニックさん。」






「...ソニックさん?」









「......あの、あれ?そ、ソニックさん....。」

「お前がそうも強情なら仕方ない。」
「あっ?!!」




真っ暗闇の中で何度か声をかけても無い返事に少し罪悪感が芽生えた時、ソニックさんの声がした。そのすぐ後に、足の指をぬるっとした物がなぞる感覚がして驚く。
反射的に動かした足首を がしっ! と持たれて、それが足元へ移動したソニックさんだとやっとのことで気づいた。



「あ、やっ...、離してくださっ...!」
「なに、お前がそのつもりなら俺にも考えがある。」

「んッ...は、あ!」

「んちゅ...、れるっ...。」
「ひゃ、や、やめて下さっ」

「ククク、本当にやめて欲しいのか?ほら...奥へ進む度に足が開いていくぞ。それに、声を抑えなくてはいけないのではないのか?」
「ッふ、う...//」



ソニックさんはいつの間にかベッドの下方へと移動していて、掛け布団から出るわたくしの足を責めだした。わたくしの足の指から、ふくらはぎをつたって膝の裏を舐める。少しのくすぐったさと舌の柔らかさに、つい一番気持ちがいいところを責められたらと考えてしまう。その考えに連動するようにアソコがきゅんきゅん締まって、会陰にたら、と愛液が垂れる感覚がして恥ずかしくなる。思わず唇を結ぶけど、ソニックさんの舌が這うととたんにそれが解けてしまう。

ソニックさんは徐々に開く足を割って体を入れて、わたくしの膝が掛け布団を押し上げて出来たテントに上半身を滑り込ませた。



「(ちゅるっ...)」

「ひゃっ、あっ!」
「ン...はぁ、どうした?内腿(うちもも)の筋肉が痙攣しているぞ。」

「はぁ、あ...、そ、にっく、さ...///」

「ああ、暑そうだな。脱がせてやろう。」



ソニックさんはわたくしのお気に入りであるジェ〇ートピケのショートパンツを脱がせると、両手で内腿を押し広げて、現れた丘に尖らせた唇をこすり付けた。



「ふ、あッ...は///」
「俺はただ布団に入りたかっただけなのだが、こんなに濡らしているとは...。こうも期待されていてはこのまま放ってやるのも可哀想と言うものだな。だが...どうしてやるのが良いのか俺にはわからん。教えてくれ、○○。」



わたくしはその問いにいやいやと首を振るが、ソニックさんは責め立てるように親指の側面で太ももの付け根をくにくにと弄る。
その度にアソコがきゅんきゅん締まって、もっとピンポイントで触って欲しいと脳が欲している。

堪らずに手探りで自分の股にあるソニックさんの頭をそっと撫でるが、ソニックさんはわたくしが言うまでするつもりもないらしい。



「っ...ン、はぁ、ソニックさ、ん」
「なんだ?」
「あっ...ん...。な、なめ、て、ください...。」

「ここか?」
「あっ、ち、ちが」
「しっかり''開いて''教えてくれねばわからんな。」



ソニックさんはクリトリスの上を通って、そのまま真ん中の割れ目には触れないようにして下着の上から肉を啄む。
ほんの少しの快感はくるけれど、欲しいのはもっと直接的なもの。ソニックさんも場所はわかっているはずなのに、ずっと焦らしてくる。

ああ、もうどうにでもなってしまえばいいっ...!

パンティの股の部分をぐいっと引っ張って、自分のアソコをさらけ出すと、指で肉を広げてソニックさんにおねだりをする。



「あ、ここ、舐めて、くださいっ...!」
「クク、いい子だ。だがもう少し上手くおねだりしてみろ。」

「〜〜〜///!!わ、わた、くしの...え、えっちなここを、ソニックさん、の、舌で、気、気持ちよくっしてくださいっ///」

「...まぁ今は良いだろう、だがまだイくなよ。」
「えっ?!そ、そんな無」

(じゅる、ぬるるっ)

「あぁっ///!!」
「っは、下の口は涎を垂らして喜んでいるぞ。ここはどうだ?」

「あっ、くり、だめぇ...///」
「(ぬる、じゅるるっ)」
「や、あ、くりそんな、した、らぁっ///」



ソニックさんは口内にクリトリスを挟んで舌で弾きながら、掛け布団を片手で器用に自分の背中へと降ろす。その間もずっとソニックさんの舌で責められ続けて、クリトリスが全身の感覚を受けているように感じて、どんどんアツくなっていく。
舌の突起の一つ一つが感じるような気がしてくる。



「あ、や、もういっちゃう...///」
「ちゅ、ぢゅるるっ」
「そにっくさ、もうだめ、い、いくっ...」

「駄目だ。」

「っ...はぁ、な、やだっ」
「クリトリスでイキたかったか?ん?」
「そん、もうちょっとで、いけそうでしたのに...!」



絶頂を感じて、太ももの筋肉がこわばったその時に、ソニックさんはあそこを舐めることをやめて上半身を持ち上げてしまった。
イキ損ねてしまってどうしたらいいのかわからず腰がもじもじ動いてしまう。ソニックさんは自分の親指を舐めると、そのまま親指の腹をクリトリスへと押し付けた。



(こりゅ、こり、)
「あっ、あ//」
「どうした?もう指でもイけそうか?」

「あ、ゆびっ、きもちい//そに、くさんのっ、ゆびっ、きもちい///」

「あまり煽るな、...酷くしたくなる、」


(こり、くちゅ、くしゅ)


「あ//あっ、もういっひゃ...//」
「イキそうか?」
「あっ?!そ、早くしひゃ、いっひゃう//!」



指がクリトリスを擦る度にじんじん熱くなってきて、もはやそこしか感覚を受け止めるとこが無くなってしまった。
だらんと舌を垂らして、トロけた顔でソニックさんを見詰めるとソニックさんはニタリと笑って舌なめずりをして、膝の裏を抱える形でぐいっと上半身をこちらへ倒してきた。

そのまま垂らしているわたくしの舌を吸うと少し強めに前歯で噛んでくるが、そのやわい痛みさえもクリトリスの感覚を鋭くするスパイスでしか無くなってしまった。



「いいぞ、俺に○○のだらしない顔を見せろっ...!」


「ゅ、あっ//あ、ソニックさんッ、もういっちゃう...!いき、あ いく、いくいくいくっイっ...////」




ぐちゅんっ!



「かはッ...ぁ、い、..あッ?!////!?」


「クハッ...キツイ、...な!!!」
(ずちゅんっ!ぐちゅ、ぬぷ、ぐちゅ!)


「あっ、や?!ら、そにっ、さ、あ////?!」

「イェルクヴェインの血の効果はホンモノだったか…。っはぁ、力強く握りこまれているみたいだッ、中もざらついていて、気持ちがいい...!」



ソニックさんのソレがクリトリスでイく直前にアソコを突き刺して、あまりの気持ちよさに体が弓なりに痙攣して思わず目を見開いてしまう。

ソニックさんはビクビクと絶頂からの痙攣を繰り返すアソコを楽しむように、止まることなくひたすらに腰を打ち付けてくる。

慣らしていない肉壁を無理矢理に開拓されるそれは、一種の侵略のようで被虐心がぞくぞくと湧き上がってくる。



(ずちゅ、ぐち、ぐちゅ、ズっ!)
「やらっ///あ、あハっ...んぐっ、ふ、う!...またいっひゃ、あ、あぁっ///」

「おお、凄いな。中がきゅうきゅうっ...締め付けてくるぞ、○○。」

「もっ、いって、る、からぁっ//うご、動いちゃだめっえぇ!」
「俺はまだイッてないから、なっ!!!」

「ひっん////?!」

「はぁ、そうは言っても、腰が止まらん...ッ!」

「あ、そに、そにっくさ//っう、あ、ぁあん//!」

「はぁっ、○○はここが、いいんだなっ。」



ソニックさんはわたくしが1番奥が感じると気付くと、片足から手を離してわたくしの足をベッドへ寝かせると、その足を跨ぐようにして、もう一方のわたくしの足を抱えあげた。(松葉崩し)
より深く入るような体位に変えるとそのままガツガツと腰を打ち付け始めた。

掛け布団を口に押し付けて声を我慢するけど、あまりの快感にぽろぽろと零れてしまう。



「ふうぅっぐ、ん!やらっ//あ////これッ、奥当た、るっ//」

「子宮を叩かれてる感覚は、はぁっ、どうだ?○○はどうやらっ、痛いくらいが好きなようだから、な!」

「あ//やんっ!も、そにっくさぁ、ん//」
「はぁっ、俺も、もうイきそうだ...ッ!」

「あっ//ん、くふ、うぅっうう////」

「ッぅあ...る、でるッ!!!」



スピードを増してピストンしたあと、ソニックさんは顔を歪めて、そのまま子宮の入口に亀頭をぴったりくっつけて果てた。

子宮の入口に精液がかかる感覚がする。ソニックさんはそのまま数回奥を突くと、出しきった自身を抜いてテーブルに置いてあったミネラルウォーターをぐいっと飲み干した。

わたくしは噛んでいた掛け布団を口から離して、ぐったりと布団に沈む。



「血はお前が必要になったら言え。」
「は、い...。」

「それと、......」



ソニックさんがこちらを振り向いて何かを言っていたようだけれど、不安から一気に快感へと移行させられて、その上酷く激しいセックスだったからか疲れきってしまい、体に布団をかけられる感覚がしたけれど瞼を開くことが出来ずに、そのまま意識を飛ばしてしまった。