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生まれて3歳の時の話。家族と出かけていた当時自分で歩行ができなかった頃。私はいつの間にか車道の真ん中に居り、家族の前でトラックに轢かれそうになった。幸い、転んでトラックの真下を通過するように倒れたので大事には至らなかった。擦り傷程度だろうか。
それから2年後。今度は家で兄と遊んでいる時に、親が目を離したときに机の角に頭をぶつけた。血が多く流れて縫う騒ぎになった。
それから4年後。体育の授業の時に何故かバスケットボールが頭に命中。その拍子で転び、他の人も巻き込んだが自分だけ腕を骨折する。
それから2年後。親と来ていた銀行に強盗犯が来て、事件に巻き込まれた。その時に犯人に何故か自分が指名され、凶器を突きつけられる。犯人が最後の抵抗で私に発砲してきて、それが肩に命中。死ぬかと思ったけど生きてた。
それから1年後。海外の海に行ったらサメ警報が出て浜辺に戻ろうとしたら女の子がおぼれてたから助けたら間近にサメがきてて食われそうになった。寸でのところで避けて、なんとか浜辺に戻ったが、なんであの時サメから逃げれたのか覚えてない。なんか殴った気がするけど…。
それから数年ごとに大きなけがは絶えず続いていた。もちろん、大きなけがは無くても毎日毎日怪我が絶えない。
病院の先生とはもはやズッ友の仲です。
まだ人を巻き込んでいないのが幸いでしょうか。これが私の体質、不幸体質です。
不幸を自慢したい?いいえ、違います。その逆です。私は高校生になって思いました。
不幸ではなく、幸運体質ではないのかと。これだけ事故・事件で大きなけが等があるのにもかかわらず未だに五体満足、生きているのです。これを幸運と呼ぶのでしょう。いいえ、悪運と言うのかもしれませんが…そこは、置いておきましょう。
そんな私もまさかまさか、
「…転んだら外から建物の中に移動するのは初めてです…」
そう、いつの間にか建物の中に居りました。なんの前触れもなく、いつもの通りに転んでしまったときに、アスファルトではなくもっと冷たい、ツルツルとした床に手や膝をついたのです。