1312/19 16:57
貴方は踏切を越えました。
その時、笑い声が響きました。
その後、貴方は泣かなくなりました。
抜け出せて良かったね、可愛い君。
1212/19 16:56
貴方は踏切を越えました。
悲しい事に、優しい声が聞こえてきました。
その後、貴方は瞳の色が変わりました。
本当に捨ててしまったんだね、可愛い君。
1112/19 16:55
「ここから逃げよう」
そういって彼は誰もいない町を駆け抜けた。
「助けて」と、彼は泣きながら言う。
行先は日の沈む町。
そこならきっと、幸せが掴める筈だから。
1012/19 16:53
「ここから逃げよう」そういって彼は
星空の綺麗な山頂を駆け抜けた。
「助けて」と、貴方は大粒の涙を流して言う。
行先は真っ赤な夕日の中。
そこならきっと、新しい出会いがある筈だから
0912/19 16:51
「ここから逃げよう」そういって彼は住宅街を駆け抜けた。
「愛される為に」と彼女は大粒の涙を流して言う。
行き先は暗い森。
そこならきっと、忘れていた思い出がある筈だから。
1412/19 16:48
「どうして貴方は、今日も息をしているの?」
問えば、彼女は嗤いながら
噛みしめる様にして呟いた。
「だって、そうしたら本当に終わってしまうだろう?」
…ゆるりと目を細めるその様は、
ひどく妖艶だった。
1312/19 16:47
貴方は「あとほんの少し勇気を出せていたら
君を抱きしめる事、許されたのかな。
…そんな訳ないよね。」と
冷えた手を握り締めて囁くような声で言いました。
1212/19 16:45
貴方は「強がってるよ、当たり前じゃない。
だって、君に笑ってって言うけれど
そんな事言っている自分が一番笑えないもの」と
潤んだ瞳を歪ませて掠れた声で言いました。
1112/19 16:44
貴方は「何も知らなくていいよ
この言葉もこの涙もこの気持ちすら
何も知らないままで良いから」と
伸ばしかけた手を握りしめ、小さな声で言いました。
1012/19 16:42
貴方は彼に「だめだ、傷付けちゃうだけなのに
泣かせちゃうだけなのに…でも、それでも
ごめんなさい。君の事が大好きです。」
と震える手を背に隠し、諦めたような声で言いました。

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