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そうして、学園長を人気のない場所に連れ出して、私はまるで忍者の報告を伝えるかの様に身体を丸めて、学園長の前に座った


『お願いします・・・私を、忍術学園から出してください』



冷たい風がふく中、学園長は目を丸くした


学園長「・・何かあったんじゃな?」

『はい。私の事がばれたら、まずこの文を読んで下さい。それは学園長先生だけです。

あとふろしきに今迄お世話になった人の文を入れております。私がいざ魔女になってしまったか、

もしくはキリ丸達が私を探す時に読ませて下さい』


学園長は悟った様に、いいのじゃな?と言う

私は勿論と答えた


学園長「にしてもこれから寒くなるのに・・・春にはしないのかね?」

『いえ、寒いのは苦手ですし・・南の方に行けばそれ程降らないと分かっているので・・

後、春までどうも身体も精神も持たないので、だからこそ学園長先生にこんな処まで連れて来てお願いしているんです。』

学園長「・・・よかろう。して、何時でるのじゃ?」


私は立ち上がって月を見ながら言う


『そうですね・・私達未来人だけでなく、貴方達も死ぬ時は考えると思うと思いますが・・・

何もない静かな時に出て行くのが、一番自然でかつお互いにとって好都合でしょう??』


そう含みを持った言葉を言う

その時だけ、

月が私を味方してくれた気がした
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/utakata3/novel/17/?index=1泡沫の白昼夢