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パピの子供の数匹は忍術学園で忍犬として育てる事になった。

我ながら無邪気なあの子に似た処に忍たまは苦労しているようだ。





それから、月日は流れ、六月になり、梅雨に差し掛かった





愛犬パピは、数回私と会って、最後は何処かに脱走していた。

もしかしてと思い、桜の木の下に行くと、霧雨の中、パピは眠る様に目を閉じていて、

私はお疲れ様と一言言って、次の日綺麗に毛を整え知り合いと一緒に、桜の木の下に埋葬する事にした。



つくづく六月は嫌な季節だと思い知らされたが、

隣には家族が居て、この事を待っていたかのように、あの子は

私の傍から離れたのだろうか?





一匹、パピに似た犬はもう嫁の血を引いていないと思わんばかりにパピに似ていた。

♀だったが、その子だけ、私は名前を未だにつけていなかった。



私は桜の木の下で、パピを埋葬した後、その子に名前を付けた。






『貴方の名前はパピ子。メスが出来たらそう名前を付けようと思っていたんだ、

君のお父さんに随分と似ているからって事だけど・・駄目かな?』


それに彼女は反対する事なく、嬉しそうに尻尾を振り、膝の隣にお座りをした










『パピ・・・今迄私と一緒に生きてくれてありがとう。・・もうゆっくり休んでいいからね。』



霧雨の中、何処か、パピ子が悲しそうにしていたのを見て、抱きしめて私は帰った











































Wありがとう"



その声に、私は前を向いて歩ける様になった


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/utakata3/novel/17/?index=1泡沫の白昼夢