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次の日、兵助達がお見舞いに行きたくてしょうがないと言う事で色々貰った

花からご飯から何から何まで・・・



あの後風呂に入ってみたら傷の痛みで悶え苦しんだ

おかしいと思い、私はソウルジェムを見ると、真っ黒になっていないのにも関わらず、

全く魔力が出なかった。


恐らく昨日一気に力を使ったからだろう


私はため息を吐いた

嗚呼、また布団と仲良くしなくてはいけないのかと思うと気分が悪い

一応新野先生からも数日間は無理な運動は控える様に言われた

私も違和感を感じて、運動どころかトイレ以外外に出る事は止めた
























そんなある日、ふと廊下から声が聴こえた

誰が言っているかは流石に分からなかったが、酷く心が痛くなった





「な、聞いた?あの話」

「あの話?なんだそりゃ?」

「あの岡本姉妹の話だよ!姉の方は倒れているけどさ、妹超可愛いじゃん?」

「確かに、可愛いからって手をだしたら都佑さんに後で何言われるか知らねーぞ?」

「でも都佑さんってここ数日顔見えないから、てっきり死んだかと」

「おい!流石にそれは言い過ぎだろ」




やめて



「そう言えばさ、聞いた?芽生ちゃんが昔都佑さんの檻の中に閉じ込められていたって話」

「え!?まじかよ・・ないわー」

「何でも、都佑さんは芽生ちゃんを護る為にって言っていたけどさ、自分だけ褒められてちやほやされたかったんじゃねーの?」



違う、あの子を誰よりも守りたかった

その為にはどうしても檻の中に閉じ込めるしかその時は方法がなかったの



「芽生ちゃん、そう言えば最近土井先生と仲良くし過ぎじゃね?」

「あ、それ俺も思った。土井先生と良く居るけど、何話しているんだろうな?」


止めて、やめて、もう、




『ヤメテ、』


涙が止まらない

嫌味を散々言った奴らを殺したい位だが、声だけだったから人が分からない。

それに親御さん達にもこんな形で殺すのは申し訳ない。




だって、只の人形だもの。





その言葉と芽生に前に言われた、過去に囚われすぎているという言葉を今理解した




嗚呼、こんなにも芽生を愛していて、父と母を愛して、


自分にも愛してもらいたくて、溺れていたんだ



身体の自由が効かない

涙が止まらない

だるい、暑い、辛い




助けてと言っても誰も助けてくれない


だから私は自分で解決をするようになった。


今だってそうだ。

芽生の事を考えると、それはそれで幸せになってほしいと思う。

そうだ、私の幸せは自分の幸せ。

芽生も私の幸せの一部なのだ。




なら?


私が願った幸せは、芽生だった??


















笑う様に三日月が部屋を照らす



そんな、事。

でもそれはそれで納得がいく

でも、先生は私を見てくれていた。

でも、私は先生と仲良くできるだろうか?

芽生の前で?

今迄の嘘を全て理解した状態で?








ソウルジェムの濁り方が変わったのを、私はその日知らずに眠った。









家族と遊ぶ夢

なんと居心地がいいのだろう

いっそこのまま眠ったままがいいのではないのだろうか?






私は、深い水の中に溺れていく
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/utakata3/novel/17/?index=1泡沫の白昼夢