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竹谷「ここだ」
『うわー・・やりあってる。』
竹谷「何ともないのか?」
『一度も見た事はない事はないので・・・生では初めてですからちょと気持ち悪いですが』
竹谷「何かあれば言えよ?一応見学で来ているんだから」
『あれ今回は見学なのか』
竹谷「流石に初めてを見学じゃなしに授業として行けと言う鬼畜教師はこの学園にはいないよ(;´Д`)」
それもそうか、と思いながら私は竹谷の隣に座って木の中で戦の様子を伺った
赤と青の旗が喧嘩をするように混ざり合う
いっその事紫色にでもなったらいいのにと思っている矢先に矢が飛んできた
私は咄嗟の事で後ろに降りてくるっと一回転して地面に着地した
竹谷「都佑!大丈夫か?」
『大丈夫ですが・・・周りが、』
「おーおー何かと思えば只の餓鬼か」
「都佑、人数が多い」
『だねー、五人、否、忍者が三人はちょっと厳しいね。』
竹谷「都佑、此処は俺に任せて先に先生に報告に行け!」
『嫌ですよ、此処だけでなくもうあちらも手を打たれているでしょうね。この人数で私一人と狼さんが逃げれると思えます?』
そう言って私も闘うと言って 竹谷の背中に背中を向けて懐からクナイを取り出した
「ふっ、やれるものならやって見ろ!かかれ!!」
いきなり人が降ってきたので私は避けて回り込み背中を斬る
赤い血が飛び回るがそれを気にしている処ではない
次から次へと刀が降ってくる恐怖を斬る様にクナイを持ち替えて
手裏剣を投げる
誰かが落ちれば誰かが向かって来て、手元に手裏剣も何も残っていない事を知った時には
もう既に遅く
『竹谷!!』
竹谷「ぐっ、都佑・・・!!」
『はなせっ!はなせよっ!!』
「おとなしくしていろ。・・・組頭の処まで連れて行くぞ」
「はっ」
いきなり後ろから抱き上げられて身動きが取れない状況に追いやられた
首や急所を狙おうとするが如何せん身体が小さすぎて当たってもクソくらえみたいな顔をされて
腹が立つ
狼さんが抵抗をするが、そのまま銃で撃たれてその場に倒れてしまった
『いや、いやだ、やめて、』
竹谷「おい、しっかりしろ!っ!都佑!!」
「煩い、ヤれ」
『やめてええええええええええええええええええええ』
大声で叫ぶと青石が光り時間が止まったかのように人の動きが遅くなった
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