花解の予感

『辻斬りぃ??』

桂が殺されたと思ってたら生きていた
変な刀に操られていた人間を罰した数週間もしないうちに
全く違う、普通の辻斬りが出て来たとのうわさが流れた

それは転々としており、何故か「お前じゃない」と言って消えていくらしい。
誰かを探して居る様にしか聞こえないその言葉に
未だに死人は出ていない為、捜査したところで捕まえると言う訳にもいかない。

と言う訳で困っていた事を
近藤が喋っていた言葉に返したのが先ほどの言葉である。

近藤「そうなんだよー、然もそいつ必ず最後にこうやって言ってたらしいんだよね」



土方「”岡本都佑はお前か?”」



その土方が発した言葉に一瞬時間が止まった気がした
‥あれ、おかしいなその言葉
名前を私は知っている気がする。

それに気付いたのか、顔を観た土方が声をかけた
然し私は生憎「最近近所に引っ越してきた人」位の曖昧で
ってか知り合いですらない位の記憶で、情報には成らないと答えた


土方「そうか、知り合いじゃねぇっても聞いた事あんだよな?」

『ま、まぁ…それが一体”何時何処で”とか分かりませんが』

近藤「まぁ未夜ちゃん普通の女の子よりも小柄だし、夜は人多めにつけ」

ようとした彼の言葉の前に背中を叩いて要らないと言った
私はきっと馬鹿だったと、後に後悔する事を知らない。


少なくともこの時までは。