sugarless

初めの1歩は苦痛っ歩



そうして初めてドラゴンボールの世界に降り立った私の一日は終わり
2日目の朝

何処かふんわりとした気分で目を覚ます

『あ、そっか、トリップ…しちゃってた、や』

我ながら呑気な声で頭をかきつつ器用にもう片方の手で身体をかく
昨日ブルマに用意された服を手あたり次第に取って
昨日からの整理に脳を使い、頭を起こさせる。

『青い気分だなぁ。空飛べるなら飛ぶんだよな…頑張ろ』

そう意気込みを入れて、青い七分丈の服と
少しきついが何とかなる七分丈のジーンズパンツを着て外に出た

『トランクスや悟天はまだなのかな?
そしたら人造人間の場所からになるよなぁ
やだなぁーピッコロ達死んじゃう』

未来はいくらでも見た
そんな未来をみたくはない
だけど私が知らない未来なんて
もっともっと見たくない

今現在、何よりも恐ろしいのは
漫画やアニメで見た事がない所だ

人間知らない事に恐怖を抱く事は多い
だからといってうじうじしていても始まらないので
とりあえず気を取り直すことも兼ねて
ブルマの居る筈のリビングルームに足を進めた



…其処にはトランクスらしき赤ん坊がブルマの腕の中におり、
此処から始まるのか、と胸が苦しくなった。


「あらおはようー起こしに行こうかと思っていた所なのよ?」

『おはようございます。すいません朝ごはん作るの手伝いたかったんですが』

「それなら片づけを手伝ってくれるかしら?って早く食べて!さもないとベジータが全部食べつくしちゃうわ!」

『え?あ、はい!』

そう急かされ私はご飯を食べることにした
ベジータと呼ばれた男の胃袋は底知れない。

というか、本人が居る前ではっきり言うなと思った。
だが、彼は彼で目の前のご飯に精一杯なのか
此方を一度もみていない

じっと見つめると確実に吐き気をもよおす所で
集中力がない今、朝ごはんを食べるチャンスとして
私は目線より下にあるご飯に手を出す事にした。



+++++++++++++++++++


「邪魔するぞ」

「あらピッコロおはよう。都佑ちゃん今起きてきた所よ?」

「らしいな」

私は食べながら心の中で挨拶を交わした。
彼がもし心の中をみれるのであれば
舞空術を教えてくれるかと気軽に聞けないのだが…

まぁそんな軽く分かるなんてそんなあるわけ

「そうだが?」

ありました。


「何だ?その娘を朝から修行させるのか!」

『うっ、ベジータさんもしや』
























リンク有 リンク無
泡沫の白昼夢">top/utakata3/novel/5/?index=1