亡羊の嘆

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さいしょの日をおもいだしてみよう

本当にひょんなことから全ては始まった。

私の名前は××。ごく普通のありふれた家庭から産まれ、毎日が楽しく暮らしていた。

『今日もこれくらいで終わらせておくか…』

普通の仕事をそれなりに終わらせて、帰っていた矢先、
何時もは音に敏感だったのだが

ーい!

『え?』

今日は、音が入って来なかった。

++++++++++++++++++++++++++

『あーーー?』

あぁーーー??
自分の出した声に思わず声が上がった
いやなんだこの赤ん坊みたいな声は。

というか、音的に絶対自分が出せる声じゃあない。
これは夢か。そうか夢か。なら仕方がない。

『あーっうーうー!』

物凄く楽しい。いやこれは楽しい。
夢なら楽しい。夢じゃなかったら泣くぞ。

そんな事を考えていると、隣で物凄く泣き始めた赤ん坊の声に
驚いたのか、そのまま自分迄泣きそうになってきた

そんな時に少し年老いた男性が声を掛けてきた

「ーーおお、これは…」

『あぅ?』

声の通りに、全く意味が分からなかった

「お前さんは、泣かんのじゃな。」

そうです。だって楽しいもの。

『あーうぅー!』

一人じゃないから。貴方が私を見つけてくれたから。
だから、寂しいなんて思わないのよ。

++++++++++++++++++++++++++

そのまま眠っていたのか目が覚めた。
思考がはっきりしてきたので、状況を説明しよう。

暖炉の前にお爺さんが気付いたのか
よしよしと赤ん坊を抱きあげた
正確には私ではなく、隣の赤ん坊を、だ。

赤ん坊を見ていると、どうやら何が何だか分からないという顔をしていた。
分かる分かるぞ。私も全く同じ気持ちだ。

というか夢ではないのか。泣いていいですかね?
まぁ泣かないんですけど。

「にしても双子か?魔物に襲われた馬車の中で奇跡的に生きているとは…」

あ?なんつった?まも↑の↓?
魔物って、あのよくアニメとかファンタジー系小説に出てくる
科学的な立証もへったくれもないアレのことですか?
魔物ってきたら、そりゃ

男性が暖炉の前で火を焚いた事で大体理解をした。
手から火が炎が生まれたのだ。

魔物で手から火が出ると来たらもう

『(魔法じゃねぇか)』

驚くを超えて逆に冷静になってくる。
どうやらこの世界では魔法が一般的になっているらしい。

…とんでもない夢物語になりそうなんですが
恐らくこれは始まりに過ぎないといった所か。

こんな数分の事でも、疲れるのか睡魔がやってきた。
今日の分析はここまでにしておこう。

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