知らない痣

「」
この密売の目的はあくまでも密売ではなく
「羽黒未夜が狼森小籠の生まれ変わり」を調べる為
二度目の余生では髪色は反対になり
三度目で元の世界に戻る。
前世の名前の情報を仕入れた事や
羽黒の情報を元に「狼森小籠である」ことを知らせる。

逮捕した後の深夜
未夜は部屋の前で月を見ながら喉を潤していた
チューハイを飲みながら
狼森の時を想い出そうとするが
一切思い出せない事を隣に来た沖田に話す

それもその筈、伝説に残っている者であれば
記憶を一切持たずに二度目に生き返る上に
伝説の張本人であるならば
狼族全員に恨まれても仕方がない立ち位置に居る。
何故なら【狼族を危機に陥れた者】なのだから。

何故少女の事を考えていたのか
気持ちが分からなくないと思っていたのか
それは自分自身だったからと思えば納得が行った
然し後にリーダーとなり幸せな家庭を持つ筈だった羽黒
何故そうなったのか、それを探るべく
沖田が医者の元に行き未夜の話を聞こうとする

然し医者は頑なに拒否する。
沖田が弱みを握っているのを知り
最終的には許可する。