Novel - Carla | Kerry

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栄養補給にいってきます4

act 27.

…は?


え?なんて?


「いや、だからアトリ先生魔樹」

「え!?ふっ!?え!?」

「二人なんて通常あり得ませんし」

ましてや、悪魔が魔樹を持つなんて絶対にありえない。

「ですがおかしい事が幾つかあった」

「…なに」

「まずメルの本名を書いた用紙。
アレ思い出しても悪魔文字で振っていない。
ならそもそもアトリが読める訳がない。
なのに知っていた。」

次に

「魔樹の翼を侵食出来るのは特定の悪魔一人だけ。
それ以外は同類の者でしか浸食は不可能。」

「…ということは?」

「アトリの中に魔樹の派生が何かしらで宿っていた。
そうしたら急激な魔力の爆発もまぁ納得できるし
本来魔樹の翼は黒なので浸食されるのも頷ける。」

本名を読めるのは人間だけだから

「成る程合点がいくと言うことか」

「でもこれだと色々不味いんですよ」


本来魔樹は世界で一人しかいない。

今まで二人になった試しはないのだ。


「…どういうことが起きてるって?」

「可能性があるのは、メルが私を作り出したこと。
分裂と同時に一つにまとめていたもので
封印していたのが一つ抜け落ちた。」

「それがアトリに乗り移ったと」

「大きいものは人間でないと難しいが
小さいものだったら悪魔に乗り移っても別に良いし」

攻撃も1.5倍に上がるだけだから。
そう言ったリルにへぇと顎を触る

「じゃあアトリがまたあの子を狙う可能性は?」

「十二分にあるよ。」

「…ひとまずは一人にさせるつもりはないけど」

「ダリ先生ダリ先生。
彼女スージー先生にくっついた後って
大体単独行動するの知ってます?」

「…………あ、スージー先生?
今メルちゃんいる?」

あ。過保護サーチに入ったな。
ちなみに居ないって言って追いかけた後
メルはツムルとイチョウ二人と話していた為

とりあえず長時間一人で暫く居ない様にと
メルに軽くお小言を渡したダリだった。


++++++++++++++++


『お疲れ様です』

「ん?嗚呼ありがと」

そうある日の夜。
メルはダリに何時もの様に魔茶を置く
仕事で疲れているのにも関わらず
現在魔歴史の勉強をしていたダリ。


『(別に最近構ってくれないからとかじゃないけど)』

ライム先生から使ってくれないとヤダ
ってお願いされてついつい貰ってしまった
身体の中がゾクゾクと体温が上がる

まぁいわば媚薬である。

「っと…メルちゃん」

『んー?』

気付くな気付くな気付くな気付くな

「僕今喉乾いてなくてさ
これ飲んじゃっていいよ?」

いやああああああああああああああああああああああ

そう腹の底から叫び声が出そうになるのを
必死に抑えた私偉いと思うんですよはい。

『いや?私喉乾いてないので』

「まぁまぁ良いかっ」

そう起き上がって手を取ろうとした
ダリの手からスッと交わすのに
ダリは目を丸くして手を見て固まっていて
メルもまた良く避けれたなと一瞬固まった


「…よっ」

『っ!?』

「ほっ」

『!?!?』

右、左と取ろうとする手を
必死になって避ける避ける
段々楽しくなって来たのか、何なのか。
ダリの顔はニヤリと不敵な笑みを浮かべていて

この顔になると大体後が怖い。


「っへぇ〜?君、飲みたくないもの
僕に飲ませようとしてたんだぁ?」

『っ!?やっちがっっひぁ!』

「ほぉら、つ〜かまえた♪」

そうからかわれたのに
顔を見て反論し身体を止めたのがいけなかった

するりと腰に腕が伸びて絡めとられ
そのまま身体を密着したまま移動される


離して欲しくても力強くて…ちょ!?


「よいしょ。ほら飲んで?」

『いっ…やです』

「……ふぅん?」


なに!?なんなのその顔は!!!!
目を開けてじっと見て来ないで!!!!


「僕さ、相手をからかったり転がしたり
丸めたりするのは好きなんだけど
丸められるのは嫌なんだよねぇ〜」

『へ?やっどういう』

「ほら飲んで飲んで♪」

『やっあの私っ!』

そうダリが胡坐をかいた中にメルを座らせる
メルは首を横に振って左に逃げようとするも
がっつりダリの腕が背中に回っていて逃げられない

何なら左手首はもうダリの手の中にあって
怖くて膝をピッタリくっつけて胸に近づけて
丸まってしまっている私に


そのまま右手で魔茶を近づける
余り熱くない様に気持ちぬるめの温度が
近づいてくるのに
頑なに口をぎゅっとつぶっているのに

「…ミユ、好きだよ」

『っふぇ!?あっんんっ!!』

そう急に名前を呼んで
どうしたと口を開けてしまって。


そのままぐっと舌を入れられて、
久しぶりのキスに力が抜けてしまう。

『ふぁ…んん、んっ、んっ』

「…そうそう、良い子だね」

そう舌が離れた後は必ず大きく口を開けてしまう
そのまま魔茶の湯飲みに唇が当たり
飲み込むしかない状態で、つい目を瞑って
入ってくる魔茶を抵抗せずコクコクと飲み干していく

自分で飲むものではないため
加減が出来ないのかわざとなのか。
ダリは少し大きく傾けていて、
少しだけ口に入らない魔茶が
口から零れていく。

コクコクと飲み、結局最後の一滴まで飲まされてしまった。

…あれ、確かダリ専用に入れたんだよね?


これ私っ


ドクンと胸に痛みが入る
それにダリがニヤリと
弧を描いてジッと見つめている


『っ、っぐ』


「どう?美味しかった?」


『おい、しかっ、ひぁっ!!』


「…ねぇ、息しかしてないよ?」


『やっ!ちかくれ、んんっ!!』


なにこれ、とんでもなく
敏感ってか無理きちゃっ!


「…っ、僕に一服盛ろうなんて千年早いよ。」


『ひっあ!あっやぁぁ
さわっれぇぁ、もっむぃ』


「おねだり上手になっちゃってまぁまぁ」

可愛い。そう言ってメルのおでこにキスを落とす
そんなことに振り回されている場合ではないメルは
もう既に二回は軽くイって困っていた。

『ひぁう!あっ、ほしっく、らいも…』

「そんなぐじゅぐじゅな言葉で?」

『まっれ!さわっらっ!イらっ!!』

「わぁ〜☆沢山イってるねぇ?」

気持ちいいんだ。そうニヤリと笑うダリに
メルはもうチカチカと頭の中のドーパミンを
とにかく処理するのに精一杯で

素直にコクコクと頭を立てに振って
気持ち良すぎて辛いとまで言う始末で

「っ!…っはぁ〜誰に聞いたかは聞かないでおくよ。」

でも。今日は夜寝れないのは覚悟してよね?
そう言ったダリにメルは顔を赤らめるだけだった。















































































































































































































































































































































































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