はじめに
前回の壮大なあらすじ
主人公の名前はエフェメラル。通称メル。
ひょんなことからある日突然地球に住んでいたメリアの夢から現れた少女。
白いワンピース姿の少女は破壊神であるビルスに出会う夢を互いに見る。
夢だと思っていたが、どうも夢には思えない。
ビルスはウイスを説得し、地球へと移動。
そんな中メリアは幼馴染であるビーデル
そしてクラスメイトだった悟飯に相談をする。
絵をみて、空中に居るメルに少し感じつつも
神様が居ることを信じるかという悟飯に、
メリアはそっぽを向くが、ビルスらが気付かない訳もない。
次の日ウイスがビルスと共に悟飯宅にお邪魔。
ウイスがメルを見せれる様に形を作ってやってから話が進む。
メリアはメルと共に破壊神星に来て、不思議な力に触れていく。
廻廊である第7章ミシュメールだけでなく、次々の廻廊へと触れ
メリアが11番目であることに全界王神、破壊神、天使がざわめく。
その中酷く寂しそうに見つめていたのは
第2宇宙の天使サワアであった。
時々メルの様子を見ていては触れない様にしていた。
それに気付いたメルがサワアや大神官らに気付いた。
自分は何処かで会ったことがあるのかと。
サワアはメルの正体を知っているが、言わずに触れない。
そんなある日、どんどんとメルは廻廊へと足を踏み入れる。
徐々に記憶を取り戻す中、華神へと昇格をと儀式を大神官が手を入れる。
大神官に、大天使に触れたメルは一時的に0番目の記憶を取り戻し
且つ一代目の様に空を自由に飛び触れさせない。
サワアの声を姿を見てすぐに飛んで戻ってくるくせに。
それは0番目のサワアだからなのか、
それとも一代目の悪魔であったエテルネルからか。
捕まえたサワアに、メルはケタケタ笑う。
儀式をしている中、2番目、5番目の廻廊にも触れて
その華神ら華樹神がどれ程天使らが愚弄したのかも理解して
尚且つメルは天使らと共に居ることを決意する。
その華樹神に選ばれたのだと、
その鳥かごの中に自分から踏み入れたのだ。
逃げられるはずだったのに、自分から、戻って来た。
それが酷く悲しくて。やるせなかったサワアは、
極力彼女についてやりたかったが、自分の管轄もある。
その為距離を置いては見ていた。
ルトラールらからの指示通り、メルは廻廊に足をもっと踏み入れた。
次へ次へと廻廊から記憶を取っていく中、恐怖を感じる。
魔女に出会い、自分が本当に0番目の時間を知った時、
何処か遠くに行ってしまいそうで怖かった。
だが、怖いままで終わってはいけない。
メルはどんどんと進んでいく。
体調が悪くなったとしても、死にそうでも。
メルはその廻廊に身を堕としていくのだ。
そんなある日、魔女らが襲撃を仕掛けてくる。
メルを急いで廻廊に入れ、一番目の時間にへと進ませるも
壊れた額縁に、二度と戻れないことを知らされる。
それでもメルは其処に飛び込んだ。
それは地獄のなにものでもない。
暗い酷い場所なのに、全てが救われるような痛みを知る。
サワアらがドラゴンボールという夢物語の世界だと
映像や空想の向こう側にメルは飛ばされてしまっていて。
それに絶望しつつも、メルはどんどんと成長する。
勉強をして、ただただその時間に戻った時にまた思い出せるように。
赤い本に憑りつかれるように、祖母の知り合いである女性から
古い本を貰って、ペンが折れるくらいには書き記していった。
どうせなら、自分の過ごしていた暮らしすらも、忘れない為に。
月日は流れ、メルも高校三年生。
来た時は小学二年生くらいで、約11年程の月日を過ごしていた。
そんな中、ウイスやサワアらがもし子供ならと試しに書いてみたら
なんとなんと本当に出てきて叫ぶ叫ぶ。互いに叫んだ。
父親である者に頼み込み、面倒を見るメル。
お着換えやら、食事を取りにやら、勉強やら。
人間になってしまった肉体で何処にもいけない
サワア、ウイス、コルンの天使らは
人間の生活に翻弄されつつもその生活を楽しんでいく。
メルとその父親である者に感謝してもしきれない程、
人間の為に、死ぬかもしれなかった命を救われたのだ。
幾ら感謝しても救いの手を差し伸べても問題ないくらいに。
そして別れの時間がやってくる。
何時か演奏会を聞きに来ると、メルの友達である
部活の仲間たちにあえられた後、メルらは元の世界に戻る。
アイビーらの相手をしていたのに、華樹神の居る地に戻って来た。
そのアイビーは地球ではなく、目の前に居て、その前に
メリアがぐったりと倒れていたのにメルは怒り喧嘩を吹っ掛けた。
樹木を駆使してその身を魂を燃やして力の限り戦うメル。
アイビーの身体を突き刺し、ほぼほぼ半殺しにして勝利を勝ち取ったメルだが
予想以上に体力を魂を消耗してしまい、そのまま廻廊に身を堕とすことに。
また会いに行く、そう約束したサワアの言葉に
メルは笑って彼に愛の言葉と共にキスを貰って眠りについた。
そして、12番目が始まる。
メルはリサという者と、第12宇宙ハイマットで暮らしていた。
肉体は仮ではあるものの、ほぼ魂は完成されていた。
リサは旅していた友人、アルトリアにメルを見せて、一緒に旅に出ようと手を差し伸べる。
アルトリアはメルが友人だったことも、
メルが選ばれた者とも知っている。
だから彼女が一番大事にしていた華の造花を鞄に添えて渡した。
何時かこの華を知る人に出会うと。
その後旅に出る前に大神官に出会ったメルは
その華を知っているかと聞く。
それに大神官は首を横に振り、答えた。
いつか自分の子供達が貴方の元にやってきて、
旅の同行をと聞くだろう。
その者達のたった一人だけが、その華を知っている。
その者に聞いてごらんと伝えてきえた。
それからというもの、とんでもない道のり。
メルは崖から落ちてしまうし、狼に喰われそうになるし
迷子になりかけるしでもうてんてこ舞い。
旅の道中大神官の子供達である者達に出会い、
全員に華の名を聞くも、一瞬目を見開いた後
寂しそうに、でも愛おしそうな目で知りませんという。
口をそろえて、皆知らないというのだ。
不思議そうにしつつも、旅の背中を押してあげる天使。
同時に彼女の時間がどれ程残酷であることかを知らされる。
自分らがもっと強ければとも思う者もいれば
どうしてこんな子がこんな目に合わねばならないと思う者。
人それぞれ天使それぞれ見ていた時
メルが記憶を取り戻そうとしてふらつくのをサワアが止める。
夜の間、メル自身が拒絶しているか、それとも呪いからか。
サワアの顔が分からないことに気付くのは旅の途中で。
さざ波の、屋根の上で、触れたその顔が見えないと。
何度も会っていたサワアの顔が見えないと笑って泣く。
それには流石にとコニックらもつらそうな顔をしてしまった。
どうしても切り離したいのだろう。
それでも、彼女らは惹かれ合って今を噛み締める。
この長い永久に生きる天使らの、一瞬だけで。刹那を共にする。
儚い存在だと、思い知らされる中、方角を頼りにと物を探しに。
途中衣装チェンジに涙目のメルだが、殆ど記憶を突然思い出す。
コルンから触れられない様にしていた時、サワアが横からメルを
抱きかかえて空に飛ばす。
天使らに驚いたメルは降参し、夜、部屋に入って事情を説明することに。
0番目に生きていた時間を皆に見せつける様にその場所自体を包み込んで。
見たその残酷な情景。プラティアの存在、アイビーの時間。
そしてメルとサワアが小さな手で手を取った小さな時間を。
知った者達の目も勿論変わって行く。
全てとはいかないが、もう9割5分思い出したメルは
サワアの好意をも思い出してとてもとても意識してしまう。
それに気付かないサワアでもないので、誘導は大いにするする。
だがこれは旅の途中。円卓ではないものの、長方形の卓に座り
朝食を取りつつつ今後の話をしてから、第9らとともに探索。
途中メルが拉致られそうになるが、それはメルの作戦であった。
無事拉致してきた野郎共を締め上げ、メルは煽る煽るひたすら煽る。
なんならサワアらにすらも煽る始末である。
そんな中、礼というものか、鍛冶屋に出会い、目的の方角を印すコンパスを入手。
お洋服を買ったお姉さんにエメラルドグリーンのネックレスを貰い
魔女や悪魔が近づかない様なおまじないが込められていることを
メルは知ったのもあるのか。猶更笑ってありがとうと礼を返した。
別れを惜しみつつも、メルは徐々にサワアら特にサワアと不仲にしようとする。
これ以上は自分で動くというも、彼は全く動かない。
ならばとメルは元の肉体をサワアと一緒に取りに行く。
綺麗に取って来たメルはそのまま元のフェリーに帰り
その一室でサワアに抱きしめられながら眠る。
次の日寝ぼけながら朝食を取ったメル。
最早介護に近かったと思いきや、身体が小さくなり、幼児化。
すぐに服も整えたサワアはメルを片手に旅の同行に頭を下げた。
フェリーから降りた彼等は次の宇宙ら二組と合流。
眠っていたメルは途中で起きて、マルカリータに和えられつつ
その樹海に見えたお姉ちゃん達について行って樹海から出る。
樹海の方でサワアがアルトリアらと話していることに嫉妬を覚えたメルは抑え込んだ。
感情を抑えきれずなのか、雨が降ってきて、草原の中にある大樹で雨宿り。
そんな中、メルはサワアらと距離を放していると
樹海の中で見つけたヒヨコと共に世界が停止していることも知らずに神様に出会う。
自分がこの0番目に生きていたその前、
ずっとずっと前に生きている可能性に。
大神官が流石にと止めに入り、警戒を示す。
この子はまだ、いやもう、違うと。
でも選ばれてしまっている。
だから旅を続けるのだ。
彼等が守ってくれていることを知ったメルは猶更むきになる。
自分がしっかりしないでどうなるのだと。
前を一人で歩く彼女に、街へと入ったサワアはメルが言った言葉に腹を立てる。
いい加減にしろと喧嘩になってメルを思わず叩いたのだ。
謝らずに消えたサワアに、メルはこれでいいと言って一人になる。
魔女に会い、メルは約束を交わす。
プラティアを蘇生、この地に降ろすということだ。
それには魔女も喜ぶ。メルもまた、寂しそうに喜んだ。
これでいいと、日向に出ることもなく、サワアと再開する。
日向に居る、元悪魔の天使と、日陰に居る、元天使の悪魔になる者。
その形に、メルはほんの一瞬だけ思い出して首を横に振った。
これは夢だと。言い聞かせて。旅を終わらすその日まで。
想い出すのを堪える為に、サワアと仲直りをした。
花冠を、つくるために。
仲直りをして更に移動する中。
途中で野宿を共にすることになって、
アルトリアが華樹を創り上げている中
メルもしようとしたらアニュラスが出現。
サワアらに警告も加えつつ、メルに翼を戻すことに。
記憶が戻っていく彼女に、嫌がるも、メルは嬉しそうに笑う。
白い翼、白い衣服、頭には草冠を置いた彼女は、まさに天使。
一代目に生きていた、天使その者と瓜二つで。
サワアは泣きそうな顔を隠しきれなかった。
その後、次の街に入って入りきれずと唸っていたメルだが
周りに応援され、店主に掛け合いご飯を食べさせてもらうことに。
なんなら制限時間内に食べたら無料とまできて。
メルは食事にありつく。一番目と、二番目に食べた同じ食べ物。
それに記憶を混濁させつつも、笑ってその食べ物を完食させた。
なんならサワアの食べ物迄取ろうとする始末である。
サワアは拒否し、メルをあやしていた時、ヒヨコは成長していて。
少年がメルに触れ、その世界は空白へと世界を変えた。
そしてこの世界が違うことを、ほんのりと示唆してくる。
嗚呼それならば、ルールを決めてしまおうとメルは提案してきたのだ。
全員を集めて、そして、壮大な鬼ごっこを開催しようと。
黄色組の天使&破壊神。青組のメル率いる廻廊組。赤組の悪魔&魔女組。
天使はメルを30分以上捕獲で勝利。破壊神は魔女らを寄せ付けず勝利。
魔女らは破壊神及び天使らを全て捕獲、またはメルが目的地に到着したら勝利。
廻廊らは天使と破壊神らからメルを魔女らと共に守り切るのが勝利。
メルは目的地に入るのが勝利条件。
制限時間は3日間。時間が越えるとその時点での勝利が確定。
目的地に入らなければ天使ら。目的地に入ったらメルらの勝利。
そんな壮大な鬼ごっこに、戦闘は許可される。勿論天使にも。
全力ですることに、大神官も入って説明を詳しくまとめ、
6日後、全てが決行される。
そして運命の時間がくる。
6日後、メルは起きてきて、身体を洗い食事を取り外に出る。
衣装も何故かチェンジしていて気に食わなさそうだが。
ウイスらと最後になるだろう旅の同行に笑って話す。
この時間が続けばいいと、そんな戯言を嘘をついて。
街に来た時、メルは衣装チェンジしているアルトリアに驚くが、
メルはリサやメリアらから膝をつかれて最後の廻廊を
今締めくくろうとするので、慌てる。
二人の手を取り、綺麗に導くと他の者達全員が現れる。
ついでだから円陣をと組んで、手を組み、その掛け声が終わって手を伸ばした先に
銀色の鶏が出てきてコケコッコーと開催の合図とともに、メルの腰につけていたベルトの宝石が砕け散る。
その合図でウイスがメルを奪いに前に出るも
廻廊らが間に入ってとにかくメルを路地裏から外に出させる作戦を取る。
分かっているサワアとヴァドスが前に出るも
ミラらが相手をしてとにかく時間を稼ぎに走る。
メルはメルで大急ぎで走って動きを止めずにとにかく走る。
上から横から前から天使が出てくるも、走って開けた所に来た。
暗いその視界に、一代目に会ったはずの名前を呼ぶ。
メルは覚えて居ないはずなのに、サワア呼ばれて固まり、その隙に逃げられて舌打ち。
メルはメルで滅茶苦茶息を切らせつつも中央へと一時避難。
面白くなってきたと嬉しそうな神様を半分放置しつつも
Bの世界に一代目で暮らしていた服装で登場。
路地裏から何故か都佑と勘違いされて出てきたのは
偶然か必然か、メルトリアの時に世話になった最果ての華神ティーナ達だった。
事情を聞いて、詳細を全体チャットから話を見ている中。
ウイスらが来たのか合図に気付いたティーナが
他の者達と合流した中に紛れさせてメルを裏から逃がそうとした。
しかしメルがウイスとサワアの目を見つめてかち合ったのが原因。
急いで路地裏からシャクロラスの手を引かれて逃げていたが、
背後からコルンがそっと翼と腰を抱き上げて空へと飛びあがりメルを拉致。
屋上で暴れるメルを取り押さえ、
甘えに甘やかし、何なら首を噛んで力を抜かせる。
困惑するメルに対してサワアらも合流し、
降参をと誘うも、メルの目は諦めない。
ギラギラとした目に笑いつつもメルは逃げる。
屋上から飛び降りて、そのまま空に羽ばたき、
周りの目を無視し、サワアもコルンらを率いてメルの後を追う。
透過して捕まえさせないように動くメルに
それでも隙が出るようにとメルの周りを
上から下から横から捕まえようと動く天使に
隙が出てきたメルの腕をモヒイトが掴む。
捕獲したは良いが、檻に入れようとするのにメルは流石に笑って突っ込んだ。
捕まらないお前が悪いという奴に、メルは笑ってどうだかと答えた。
するりと逃げていく彼女に更に追いかける。
ぴたりとサワアに先に来られ話をしている間に周りを囲まれる。
何なら上からコニックが居て下にしか移動出来ない状態でどうしようかと迷っていた中。
メルは時間稼ぎをするも、バレて舌打ち。
何とか下に飛び、コニックも入って5対1で逃げる逃げる逃げ続ける。
時間が来たのか、メルはそのまま消え、それを合図としてサワアはコニックに指示を送り、全員は元の世界に戻って行った。
一方Cにはメルが飛んで移動していた。
何かに気付いたメルが攻撃しつつもその場所に飛び続ける。
辿り着いたところは、ずっと見てくれていた犬の亡骸。
流石に手が出せない天使らはそのまま待機する。
メルは天使になったことを、連れていけないことを嘆く。
一緒に居れない。もう、見捨ててしまう。辛いという。
嗚呼違うと、それなら、いっそのこと、捨てないようにすればいいと。
貴方と過ごした、この記憶ごと、見捨てない様にすればいいのだと。
そう言ったメルがそっと消える。
逃げられたことに報告を入れさせつつも、
親だっただろう彼に説明をしていた。
サワアらがまた会いに来たいと言っていたのを伝え
クスらもそのまま姿を消した。
元の世界に戻って来たメルは、そりゃあもう大戦争の真っただ中。
走っている中、廻廊に戻っていた終焉組が魔女や悪魔を率いて
破壊神と天使からメルを守りつつ移動する時間。
夜になってやっと撒けたと思って寝る時
アイビーの想いに触れて、大丈夫だと知る。
次の日普通に気を抜いて本当に仲間になろうかという始末である。
敵にと思っていたのに、敵になどもう、なれない。
悪役になんて、最初からなれなかったのだと。
アイビーはそれでも、メルの姿に驚いた。
黄金の草花がどれ程のものか、此処でメルは漸く知る。
一代目に起きたその時間と、悪魔がどうして全てを知るのか。
悲しい天使と悪魔の時間。別れの時間を知ったメルに。
アイビーはメルの腹を掴んで外に出る。
サワアらが襲撃に来たのだ。
それにアイビーはメルに呪文を唱えさせる。
華樹神になるその呪文に、サワアが止めさせる。
今唱えられたら、華樹神どころか理に触れて、
そのまま遠い何処かに行ってしまうと思ったから。
行かないでと、そんな思いにメルは見ない。
ちらりと見てすぐにアイビーの手を想いを取った。
唱えていたアイビーを無視してメルは唱えだす。
言い切った後、光に包まれ、世界は目覚める。
サワアは身体を起こす。目の前には綺麗な目を黄金を灯した白髪の女性。
エテルネルという彼女に、サワアはメルを抱きしめる。
駄目だという彼に、大丈夫だとメルは答える。
一代目に起きた事実に、天使や破壊神らも眉をひそめた。
何処までも二人を引き裂くつもりなのか。
然し、鬼ごっこは終了する。
約束の地に辿り着いていたのだ。
黄金の草花の上で、力が出ない者達が嘆く。
アルメリアが眠るその上に、プラティアが見下ろしていたが
そのままメルの方に歩いて止まる。
ひとつの願いをというプラティアにメルはまだ待てという。
それにわかったと答えたプラティアが悪魔らに解散命令
そしてメルに付けと言い出してメル大絶叫。
ニヤ付いたアイビーが近づくも、サワアがメルを引き寄せる。
天使らに囲まれて困るメルに、アイビーは内心大喜び。
メルは無事、悪魔に堕ちたというのも同然なのだ。
だってその場所は、一代目で生きた悪魔達の中なのだから。
儚い天使は、永遠の悪魔に捕まって。
長い時間を共に生きてしまえばいいと思った。
この長い旅が終わったことに、拍手を送る。
理の主でもある神様、アニュラスに、メルは笑って飛んでいくも、
サワアに別れを告げて居ると引き留められる。
何だろうと近づけば、軽く唇を奪われたのだ。
もう白昼堂々としきった彼に、顔を赤らめてメルは飛んで逃げる。
笑った各々に、メルは振り返ってまたねと言って彼と消えた。
暫くして、メルは戻ってくる。
その身を完全に取り戻して。
一代目から三代目迄の記憶を持って。
完全に、廻廊を終わらせて、理の見習いとしても。
そして、華樹神としても、戻って来たのだった。
これは、その続きの物語。
華樹神に理になった魂が、本当の掟に沿う話。
そしてその掟をぶち壊す、者達のお話である。
まだまだ、話は終わらない。
悪魔が天使に、恋をして。
花冠を小さな間の子供に渡すまで。
この先は、終わらないのだ。