刀剣ショートストーリー

×××翡翠の約束 7

くらい暗い闇の中、僕が僕に問いかける。

 ねぇ?正しいってなんだろう?
 ねぇ?正しいのに悲しいの?
 ねぇ?悲しいのは正しいの?

 僕は、正しいなら笑っていたい
 悲しい正しいなんて要らない。

 だって幸せなのが正解でしょう?

膝を抱えた僕は慌てて顔を上げると、口を開いた。パクパクと魚のように動く口。
声は音にはならなかった。
首にはモヤが首輪のように巻き付いて、きゅっと僅かに閉まる。

 大丈夫。だってみんな笑顔になれたら
 「幸せ」でしょ?

笑い声が辺りにこだまして、僕の存在は消えて行った。


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2023/09/19BACK)
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