刀剣ショートストーリー
×××翡翠の約束 8
「一度言ってみたかったのだが、使う所を
間違えてしまったか?」
疑問に思ったものの、直ぐに「近う寄れ」と言った事だと気付いたが、何と返せばいいのか思いつかない。そうこうしている間に、三日月は無名の前にしゃがみ込むと、尚も頭に付いている藁を取っていく。
「よし、これで綺麗になったぞ。
おお!そうであったな、今藁をやるからな」
馬の小さな鳴き声に、振り返り返事をすると、藁を両手で一掴み、馬の元へ戻って行く。
「あ…ありがとうございます。」
「ん?、、あー良い良い。
気にするほどの事ではない。
ただのジジイだからな」
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