刀剣ショートストーリー
×××鶴丸国永
主に声をかけられて向かった部屋には、知った姿が綺麗な衣を纏って淑やかに座っている。
その衣は頭から足先まで白一色。
所謂、白無垢ってやつだ。
「……姫。」
俺は部屋に一歩踏み入れただけ。口からこぼれ落ちた俺の声に、姫はゆっくりと視線をこちらに向け、俺の姿を目におさめると、恥ずかしそうに目を伏せ、一文字に結んだ口を小さく開いた。
「白一色だなんて、
とっても緊張してしまいます」
「大丈夫だ。似合ってるぜ。
俺とお揃いだな!」
「………だから、緊張するんですよ…」
ほのかに赤みが差した頬に、やはり愛らしいと思ってしまう。
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