ごちゃ倉庫

08/30

◎執事

(執事、主従)

 執事である、セリスは僕の首にかかったタイを長い指先で器用に外す。

シュルっと音を立てながら僕のワイシャツを綺麗に滑り落ちる様はまるで漫画の1コマのようだ。

セリスはどこか楽しげに僕の様子を観察しながら、ゆっくりと頬に手を伸ばす。


「怖いのですか?
坊ちゃん…私が…」
「怖く…なんか…、」

僕は震える唇で何とか言葉を紡ごうと手を握り、力を込める。

このまま、怖がっていたらずっとセリスに舐められる、そう思ったから…。


「僕は、お前の主だ」

僕はセリスの目を真っ直ぐに見据えいった。

「ほぅ…」

セリスのかけている眼鏡がキラリと反射し光る。


クスクスと漏らす、声。
眼鏡の奥にある瞳はどこか嗜虐的に輝いていた…ー。

追記 >>

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百万回の愛してるを君に