ごちゃ倉庫

08/30

◎眼鏡

(眼鏡屋店員)


「店長…あのっ
帰して下さい。僕の眼鏡!」

たった一人の従業員の山本君は不安げに眉を寄せ、必死に私から眼鏡を奪おうと私につかみかかる。

可愛い。
本当に可愛らしい。

その愛らしさといったら猫じゃらしにまとわりつく猫のようだ。

私は尚もピョンピョンと飛びながら私から眼鏡を奪おうとする山本君から軽やかに逃げる。

「僕本当に見えないんで…あっ…」

突然山本君の足がもつれ、山本君は体制を崩す。

私はとっさに山本君の体を庇おうとするが、何分日頃の運動不足がたたり彼を支えきれず一緒になって転んでしまった。


「す、すいません!」
「いやぁ…この体制って役得だよ」
「っ…」


私と彼がどんな体制をしているかだが…


ご想像にお任せしよう。




追記 >>

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百万回の愛してるを君に