ごちゃ倉庫
◎教官ハニィ(出会い)
2011-6-22 00:42
教官ハニィ(出会い)
教習所では、一番最初に受けるのが、学校説明だと思う。
学校説明のち、適正審査、それから第一学科…となっていく。
…今日は、俺が入所説明会の担当だった。
まだ教習所で若い部類の俺は、毎週3コマだけ、学科の授業を受け持っている。
毎週火曜日と、木曜日。それと、土曜日。
時間でいうと、火曜日が10時、木曜日が11時土曜日が1時だ。
本日は土曜日。
休日なので、俺が受け持つ学科のコマでは一番人がくる日である。
最近の車学にくる、大半の若者はそれこそ、簡単に車に免許が取れると思っている。
車はときに人の命を奪う、大変危険な凶器になるかもしれないのに。
あいつー深川宗樹もそんな、俺が毛嫌いするような人間だった。
10人くらい集まった部屋で入所説明をする。
俺が入所説明の時間、パンフレットを片手に学校説明をしていく。
深川は、皆がやや緊張した面持ちの顔をしているのにも関わらず、どこかへらりとしていて、俺の話をまともに聞いていないようだった。
なのに視線はビシビシとくる。
俺の顔にだけ、注視しているようなのだ。
説明会終わりに、俺は個別で深川を呼び出した。
こういう人間は、初めにしっかりと怒らないとダメだと思っていたから。
「ねぇ、お兄さんいくつ?」
「お前、その態度は…」
「俺とおんなじくらい?いいねぇ。そんなに若くて、先生っていうのは」
深川は呼び出した俺に対し、へらへらと笑いかける。むかつく。
「お前なぁ、俺は…んっ、」
腰に手が回され、なんだと思った瞬間、すばやく唇を奪われた。
口を強引に割るような、強い口づけ。
「んっふぅ…」
「可愛いな…教官」
口を離すと、やつは飄々とした顔で、俺の唇を撫でた。
そして、俺の押し倒し、馬乗りになり…
「手始めに、あんたに乗ってみようかな」
そういって、私の衣服を剥いでいった…。

