裁定す終焉の魔女

アキラ・ソルシエール

年齢:18(自称)
誕生日:3/10
身長体重:167cm/55kg
容姿:長めの黒髪を2本の三つ編みに結っている。両耳に4つほどピアスをし濃いめのピンクのネイルをしている。黒を基調した服だが肩が出ていたり太ももが出ていたりで多少露出は多め。額を見られるのを嫌い、普段は前髪で隠している。
戦闘BGM:CLOCK of RAGNAROK
搭乗機:ロプロプ
ICV:上た坂きすおみんれ

連邦軍情報部に所属している少女で、よくギリアムと共に行動している、階級は上等軍曹。
あまり人付き合いが良くなく、口数もさほど多くないのでギリアムと同程度には素性や経歴がよく分からない人物。
基本的に礼儀正しいのだが気を許している相手には多少口が悪い為、ギリアム相手だと少々態度が他より緩め。
普段から灰色の猫型ケースに入れた携帯端末を所持していて、それに疑似人格AIの「アッシュ」を入れているためよくそれと会話している(アッシュはどことなく胡散臭い慇懃無礼な男性人格)。
アッシュは搭乗機であるロプロプの一部制御などを担当している。
……彼女はこの世界とは別の世界の住人であったが、たった1人の大事な人の運命を変えるためだけに自分1人でループを繰り返し、運命に抗っていた。
最終的にその人物が「そうなる」こと自体は変えることが出来なかったが、「孤独な最低最悪の存在」となる未来からは道筋が逸れ、少なくとも孤独な存在ではなくなった事を確信し、ループを辞め、自身から切り離した分身を自分のポジションにおいて世界から退出した。
その後、世界を彷徨ううちにギリアムと出会い、お互いに何かの運命を変えようとしていたことにシンパシーのようなものを感じ共に行動するようになった。
「向こう側」においてはヘリオスと名乗っていたギリアムに合わせて「ゴゼン・トキワ(常盤御前)」と偽名を名乗り、彼の助手をしていた(アッシュは「ティダ」と呼ばれていた)。自身とアッシュ、ロプロプの姿を変えられるため、ゴゼンを名乗っている際は姿を多少変更していたため、OG世界に転移してからはしばらくゴゼンとして活動し、その状態で教導隊にいたものの教導隊解散後は「ゴゼン」は退役し、アキラとして再入隊した。
普段隠している額にはとある理由から得た第三眼が存在しているが、前髪で隠しているのと普段はピッタリと閉じていることもあってそう簡単に見分けがつかない。
この第三眼が瞬きをするとその瞬間に裁定が行われ、善を庇護し悪を斬首する……と言われているが、実際のところはアキラのみぞ知る。
ギリアムのように予知能力は所持していないものの、時間遡行や時間停止など時間操作能力を有している……が、それを知るのは今のところギリアムのみである。
少なくとも彼女とアッシュはお互いが揃ってさえいればどのタイミングでも世界の壁を越えて並行世界へ移動することが出来る。
また、アキラは自身が致命傷を負ったとしても死ぬ寸前までに並行世界へ移動するかタイムリープを行いさえすれば死ぬことは無い。
最悪死にかけた時に時間停止を発動し、時を止めている間にアッシュが並行世界へのジャンプ、もしくはタイムリープの手順を踏んでしまえばセーフである。
ソルシエールはフランス語で魔女を指す、ちなみにこの部分のみ偽名である。

搭乗機
ロプロプ
臙脂色を基調とした、ツバメの意匠が各所に見える機体。「こちら側」に転移してからはPTを模した形にしているが、もとはゲシュペンストと同じくパワードスーツのようなものだった……ようだ。名前はアキラがよく引用するマックス・エルンスト著の「百頭女」に登場する鳥類の長・ロプロプ、ツバメの意匠はそのロプロプと一緒に登場する燕が元と思われる。