始まりの純真

エリア・アン・カザハラ

年齢:?(外見年齢19歳前後)
性別:女
身長/体重:170cm/55kg
スリーサイズ:B90/W67/H82
容姿:緑色の長髪、アホ毛が1本ぴょんと立っている。濃いめの緑のゴスロリ調の衣装に身を包んでいるが、これは保護者となっているテスラ研の皆様(というか所長)に着せられているものである(嫌いではないので特に問題ないようだが)。戦闘時は拾われた際に着ていた農緑のレオタード状のパイスー。アイカラーはモスグリーン。
戦闘BGM:壊れたオルゴール〜ででう・ぱうぱう〜(エリアシリーズの汎用BGM「ででう・ぱうぱう」のアレンジ)、この恋は轟轟雷撃(メキボスと対面後)
搭乗機:エリアルヘルメスver0
ICV:川ろ田ー妙ず子

詳細:ある日(OG1の七年前)、テスラ研の近くに、時空の歪みの穴から排出された機体、エリアルヘルメスのコックピットで眠っていた記憶のない少女。
その時は猿轡をされた上、両腕脚を拘束具で拘束されていた。
最初は精神的に不安定で、記憶のフラッシュバックが起こった(と思われる)際は錯乱状態に陥り、自分の身体を傷つけ続けた。
その後、テスラ研のメンバーによるケアにより落ち着きを取り戻し、保護されて一年後にはカザハラ所長の養女となり、機体に残されていたデータから得た「エリア1(ワン)」から、名前を現在のものとした(アンはフランス語の1)。
義兄であるイルムによく懐いた結果、士官学校に進んで軍人になり義兄と同じく所に配属され、その結果メキボスとも知り合う。

彼女は、アクセル達のいる「向こう側の世界」ともまた違う時空にある平行世界で、「ロボや生体兵器によって、人工生命以外の生命がほとんど死滅した地球がある世界」から来た存在。
その世界の地球は、そのロボや生体兵器を作り出した科学者と、その科学者が取り逃がした実験体2体、微生物を残し、それ以外の生物はすべてその科学者によって駆逐されている。
実験体たちを使って完成させるはずだったとあるプログラムを、実験体なしで完成させるために作り出されたのがエリアであり、エリアはその計画のために造られたホムンクルスのプロトタイプ。
「エリア1 TYPE ピュアー」が彼女の正式名称である。
が、度重なる非人道的な実験に精神崩壊一歩手前まで壊れてしまい、自傷行為を繰り返すようになったため、科学者により別の次元(イルム達のいる世界)に廃棄された。
最期は、人間のいるこちらの世界に侵攻してこようとした自分の開発者の乗る戦艦を封じるため、自分の姉妹機である大量のエリアシリーズを巻き込んで自爆、時空の穴を塞ぎ、戦艦を元の世界に押し返した。
……が、後々時空の割れ目に飲み込まれたあととある森に流れ着き、そこの住人である少女によって助けられる。
体はほとんどばらばらで生きているのが奇跡と言える状態だったが、その森の近くに住む術士の秘術により継ぎ接ぎの状態ではあるが復活を遂げた。
ただ当初は記憶の混濁が激しく、自身の名前すら思い出せない状態だった……が、メキボスとの再会を機に記憶を取り戻し、その後は彼に連れられて共にパリへ渡った。

搭乗機
エリアルヘルメスver0
朱鷺を模した飛行形態と女性的なフォルムの人型戦闘形態を持つ可変機(製作者的には「戦闘用可変ゴーレム」)。開発者である科学者が錬金術師でもある為、大部分が錬金術の技術を転用して作られていて、エンジン部はどうやら賢者の石が利用されているようだ。緑を基調としている(後継機達も搭乗するエリアシリーズの基調としている色を基調とする)。エリアルヘルメスは他のエリアシリーズもver1など発展型と思われる機体に乗っているが、実質的にエリアの専用機であるver0には他の機体にはない機能……自分の後に開発されたエリアルヘルメスとエリア2以降のエリアシリーズに干渉し、支配下に置く強制信号装置「ジュエルボックス」が搭載されている。

エリアシリーズ
「向こう側の世界」とも違う、「一部を残し、生物がすべて人工生命体によって駆逐された地球のある世界」に住む科学者によって造られたホムンクルスたち。
この世界で、とある科学者が「あるプログラム」を制作するに当たり、人間からランダムに選び出した「モルモット」に対し、非人道的な実験を繰り返していた。
そのプログラムが完成間近となり、それの仕上げに10人の「モルモット」を選定し、最後の実験を行おうとしていた。
が、その内2人に逃げられてしまい、自棄になった科学者は自作のロボや生体兵器たちに全世界を襲わせ、己と、逃げた「モルモット」以外の生物(微生物は除く)を駆逐させた。
その後、「モルモット」無しでプログラムを完成させるため、その実験素材とするために人間に極めて近づけて作ったホムンクルスが「エリアシリーズ」である。
当初は実験のみで仕様するつもりだったが、あらゆる場合を想定し、プロトタイプの頃からある程度のパイロット技術などをインプットしてある。
疑似的な自我はすでにインストールされているものの、そこから自分で自我を開拓する事も可能ではあるが、開発者が意図的にそれをしないようにブロッキングしている。
プロトタイプはその非人道的実験に耐えられず、精神崩壊一歩手前まで壊れてしまったため、別の次元に拘束した状態で廃棄された。
ちなみに、「エリア1」などの数字はすべて「ワン」「ツー」など英語読み。また、タイプの後に続く名前はプロトタイプを除いて全て宝石から取られている。

エリア1 タイプ-ピュアー
エリアシリーズプロトタイプ、一体のみ製造
緑を基調としている。
精神の不安定で、自傷行為に走りがちだったため、別次元に廃棄。

エリア2 タイプ-アクアマリア(01〜50)
エリアシリーズ正規タイプ1、ナンバーは01から50まで。
水色を基調としている。
精神面は少々子供じみていて、良くも悪くも無邪気。

エリア3 タイプ-スリュス(51〜89)
エリアシリーズ正規タイプ2、ナンバーは51から89まで。
赤を基調としている。
性格は好戦的で、悪戯好き。

エリア4 タイプ-トパ シオ(90〜135)
エリアシリーズ正規タイプ3、ナンバーは90〜135まで。
黄色を基調としている。
性格は従順で、開発者(お母様)に絶対服従。

エリア5 タイプ-アキーク(135〜144)
エリアシリーズ正規タイプ4…なのだが、うまく人格形成ができず、結局9体で製造がストップした。
橙色を基調としている。
前述の通り、人格形成の段階に不備があり、全体的に無個性。

エリア6 タイプ-マナオ(145〜)
エリアシリーズ正規タイプ5で、現在増産途中のタイプ。
ダークレッドを基調としている。
性格は一言で言うと猫被り、全体的に加虐僻が見られる。