想いを秘めるご令嬢

柵瀬千種(さくらい ちぐさ)

テイワズのトップであるマクマードの従姪孫、彼女から見ると彼は大叔父。
オセアニア連邦出身で、名前の通り日本在住…だった。
不動産業を手がける柵瀬家の一人娘として生まれ、幼稚舎から大学までのエスカレーター式女子校に通っていたぶっちゃけお嬢様だが、高校卒業後に長らく臥せっていた父が他界、彼の看病に当たっていた母がそのまま心労がたたって急死、と一気に両親を亡くしてしまう。
その両親の葬儀後、大叔父であるマクマードに柵瀬家の不動産の管理などの理由から引き取られる形でテイワズへ就職、事務員として働いていたがある日、タービンズへの出向を命じられる(2期では更に鉄華団へ出向している)。
前述の通り女子校出身であるため、とてつもなく異性に免疫がなく、身内であるマクマード以外の男性には苦手意識を持っていた。
タービンズの船内で考え事をしながら歩いていた時に昭弘とぶつかってしまい、その拍子に脚を挫いてしまった際に彼に医務室まで運んでもらったことで彼に惹かれていく。
が、彼とラフタの関係を見る内、彼への想いを自ら押し込んで、彼をただ見つめるだけになっていく。
結ばれる未来でも基本的には一歩引いた立ち位置だが、寄り添うときは寄り添っている。
最終回後は大叔父の元で独り立ちし、両親の残した不動産会社の新社長として就任し、忙しい日々を送っている。