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09


2024/05/31(Fri)

今日はほぼ授業無しで自習ばっかりだった。というのも、今日は部活の大会で公欠の人が多く、先生も引率でいない人が多かったのである。6時間あるうちの、4時間が自習だった。
昨日からの不運は今日になっても治らなかった。情報の授業でwebページデザインの実習をしており、HTMLやCSSを用いてデザインするので、楽しい!自習だから沢山できる!と思ったのだが、なんと電源ボタンを押してもパソコンがビクともしないのだ。なんで!今日に限って!火曜日は大丈夫だったじゃん!そう思いながらも本当に何も言わないので仕方なく情報のノートをまとめていた。ただ不運はここで尽きたらしい。良かった。

それ以降の自習の時間では漢検の勉強をしたり小説を書いたり(よくない)あまり神経を使うこともなく、体感割と早く帰れた。……昨日のダンスのことでクラスの女子がまた色々言っていたのは、少し胸がきゅっとなったが。

明日は友達と遠出して遊びに行く。先週カラオケに行った友達だ。モヤモヤして帰る、なんてことがないように、明日は気軽に過ごせたらいいなあと思う。いい日でありますように。

今日で5月が終わる。もう上半期が終わるなんて早すぎるな。6月に入ればもっと忙しくなるだろうけど、頑張りたい!



08


2024/05/30(Thu)

木曜の最初が体育からなの本当に憂鬱すぎるかもしれない。不得意なバレーだから尚更。
今日も上手くいかず、サーブはミスるし敵のサーブを上げることも出来なくてわたしのせいで何点か失点してしまった。本当にごめんなさい。

文化祭が近付き、わたしのクラスでも実行委員会などが各々動いている状況である。
文化祭特有のあのピリピリとした空気はやっぱり苦手。文化祭当日は楽しいけど、それまでのピリついた空気はとうしても良くできないし、胸を痛めるばかりだ。
今日は文化祭で踊るダンスのことで少しだけいざこざがあった。LHRでダンスに関する話をされた後、各々自由にしてていいよという時間に。わたしは特に何もすることが無いので勉強をしていたら、隣にだんだんと人が集まってきた。それもそのはず、わたしの隣の席に座っているのはルーム長の男。わたしは「陽」の人間ではないため、どうしても彼らの謎の圧に気圧されてしまう。やめてほしいなあと思いながらも何も言わずただ勉強をしていた。
だがあまり勉強には集中できなかった。周りからの会話が気になりすぎて。
ダンスの話から実行委員に対する愚痴、そこから飛び火してクラスメイトに対する愚痴、嘲笑。クラス全体に聞くのではなく自分たちで何もかも決めてしまうその横暴性。怖かったし、呆れていた。横暴性は実行委員をも同調圧力でねじ伏せてしまった。
正直ダンスはわたしはこのままでは嫌だった。このままだと、男女で踊ることになってしまうから。わたしが嫌というよりかは、わたしと踊ることになった人に、本当に申し訳ないと思うのだ。こんな奴と踊らせてごめんなさい、という気持ちが募ってしまう。
こんなことを書いてはいるが、わたしは傍観者だ。この状況は良くない、そう思いながらも、わたしは彼らに口出しできなかった。触らぬ神に祟りなし、という思考が、頭の中にあったからだ。やはりこういう時のわたしはとても弱いと思う。
机に向かっていても、彼らの声は耳に流れてきてしまう。自分が言われているわけではないのに、とにかく苦しくて、泣きそうになっていた。隣では担任が個人面談をしていて、今日くらいは面談したいと思った。この教室にいたくない、本気でそう思った。だが呼ばれることは、無かった。
チャイムが鳴った瞬間、やっと終わった、疲れた。と思った。

放課後も、探究活動のアポ取りに先生が来なくてプチパニックになったり、無事来てくれてアポ取りをしている最中も震えが止まらないし、頭の中はぐるぐるして、色んなことを考えてしまって、泣きそうになったがなんとか終えられた。
終わってから友達に会って、その顔を見て安堵で泣きそうになったのをぐっと堪えた。だがその後も部活があって、友達が話していたことを聞いてもなんでもないと誤魔化されたり、歌も上手く歌えなかったり、帰ってからも母からお疲れ様という言葉も無く、集金を顧問の先生に渡し忘れていたことにも気付いて、メンタルはもうあと一刺しで壊れますくらいのところまで来ていた。けれど、作り笑いで通して泣かなかったわたしは偉いんじゃないだろうか。
今日は本当にしんどかった。土曜日は友達と遊ぶ日だ。残り一日、それまで頑張って生きたい。

今日で日記を初めて一週間らしい。三日坊主の女が見切り発車で初めたものだったけど意外と続くものなんだなあ。



07


2024/05/29(Wed)

昨日の天気が嘘みたいに、今日は雲ひとつない青空の広がる日だった。

今日も体育がありバレーボールだった。手の打ちどころが悪いのか、それともただ単に慣れていないからなのか、やはり手首が痛い。とても痛い。バレー部の人達はこんな痛みに耐えながら日々練習しているのだから本当に尊敬だ。
また、今日からまた新しく試合のためのグループが作られた。名簿順で番号を振り分けられるため確実に仲の良い子と同じになる、というわけではない。そして案の定、わたしが振り分けられたグループには仲の良い子がいなかったのである。
わたしは運動が本当に苦手なので、迷惑をかけてしまった時にあまり仲良くない子相手だとかなり気まずい。どうにか迷惑をかけまいと頑張るしかないか、と思う。

今日の演劇部の活動では、吹部との合同練習があった。吹部の定期演奏会にコラボという形で演劇部も参加することになったのだ。そこでやる劇は、となりのトトロ。わたしはその、トトロ役。そう、このわたしが。「トォトォロォォォ〜〜!!」と叫ぶのだ。17歳、真夏(?)の大絶叫である。
毎回叫ぶたびにくるとてつもない羞恥心。音程が違った時のこれじゃない感。叫び終わった後の賢者タイム。人前に出ず声だけという天の声状態とはいえ、かなり恥ずかしいのである。しかも吹奏楽部の定期演奏会なのだ、かなり多くの人が来るだろう。本番で笑わないように感情を無にする練習もしなくてはならない。あと2週間しかないけれど、頑張ろうと思う。

駅前に揚げパンの移動販売が来ていたが、出発まで時間が迫っているせいで今日は買えなかった。揚げ物特有のあの良い匂いが鼻についたが、悔しながらも駅に駆け込んだ。



06


2024/05/28(Tue)

いつもよりも早く学校に行って昨日忘れたiPadを回収しに行った。軽音の練習はホールで行われるのだが、早朝なのでホールが開いてるかどうかは分からず、開いてなかったら詰みだな、と思いながら行ってみたところ換気扇の音が聞こえたのでこれは開いてる!となり、無事回収に成功した。ラッキー!

地学基礎の授業は自習だったのだが、友達に誘われるがまま初めて授業を一時間無駄にしてしまった。要は、遊んだ。断るに断りきれなかった。
自習なので監督の先生などもおらず教室内は無法地帯と化していたため、うるさいからと他の教科の先生から注意されないかとびくびくしながら友達と遊んだ。……まあ結局楽しかった。でも単元の小テストもあるし勉強か、部活の原稿をやりたかったな。

何故か英語の時間は毎回何かしら起こる。
今日は後ろの男子の隣の席の人がおらず、わたしと隣の子とその男子と、3人でグループワークをやることになった。隣の子と男子は同じバスケ部なのでとても仲がよろしいらしく隣の子の目はもっときらめいていた。恋愛とかそういうのは無いと思う。多分。
だがこのわたし、非常に男性に免疫が無いのである。そしてこの男子は、わたしが昔好意を寄せていた人であった。今はもう何も思わない、むしろ勝手に嫌っているまであるのに、勝手に赤くなるわたしの顔。まるでわたしがこいつのことを好きみたいじゃないか。勘違いされるかもしれないじゃないか。やめて頂きたい。わたしの自律神経よ、早く男性に免疫を持ちなさい。

もしかしたらわたしは何かしらの理由で、彼らから嘲笑されているかもしれない。正直、彼らの笑った顔を勝手に怖いと感じている自分がいる。ただ、話したことも無い女のことを勝手に笑うのは失礼極まりないと思う。たとえわたしがどれだけ醜い蛙だとしても、彼らが煩く騒ぎ立てる猿だとしても、流石にそんなことはしないだろうと思いたい。最低限度の倫理観はあってほしい。

台風が近付きつつあるせいか、今日は一日中雨が降っていた。時々わたしを攻撃する偏頭痛は今日はお休みみたいで助かった。
帰り道に、何故かわたしの学校の近くではない、私立の学校の制服を着た女子が数人いてはしゃいでいた。スカートはかなり短く、走って抜かされた時の彼女らからは甘ったるい変な匂いがした。
わたしは彼女らを捉えて、自分との格差にがっくり来たのか、何故か少しだけ気持ち悪く思ってしまった。わたしの悪い所が出ている。同じ人間なのに。
そんなことを思ってしまうわたしも、数年後、無事大人と呼べる歳になれれば、あの子たちのことを若くていいなあなんて思うようになるのだろうか。未来のわたしがこれを見ていて、もしそう思ったとしたら是非鼻で笑ってあげてほしい。



05


2024/05/27(Mon)

ここのところ蒸し暑い日が続いている。室内に行けば人も多いせいかもっと暑苦しい。5月とはとても思えない。

ドライヤーをしたはずなのに髪型が上手くいかなくて正解が分からないまま家を出てそのまま学校に行ったけれど笑われることはなく皆髪切ったじゃん!と行ってくれた。ただ短髪になっても格好良いとは程遠く、幼児に逆戻りしたような感じになってしまった。わたしに短髪は似合わないのかもしれない。でも短髪が好きなんだよな。

金曜日の出来事もあって、危惧していた英語の時間は、何事も無く終わった。隣の子も今日は眠くなかったようで機嫌が良く、口数も多くてわたしに笑顔を見せてくれた。本当に無事終わって良かった。

部活終わり友達と帰ろうとした時、iPadを学校に置いてきてしまったことに気がついた。急いで取りに戻ろうとしたけれど、わたしの学校は下校時刻を過ぎるとオートロック制のドアからしか出入りが出来なくなってしまうので取りに戻れず、やむを得ず今日は帰ることにした。友達を先に行かせたので走って追いかけたところ、その友達が別の子と一緒に帰っていたのが見えた。
わたしも昔はその子と仲が良かったが、一悶着起きた(起こしてしまった)結果関わることは無くなってしまったのだ。
わたしが帰ろうとしていた友達とその子はとても仲が良かった。だからそっちに行ったのだろう。
別に、生涯関わりたいという友達ではない。でも、少し悲しかった。少しだけ、ひどいと思った。ただそれだけ。
iPadを忘れてしまったことと、そのことと、暑苦しい中を歩いたせいで、ぼーっとしてしまって何もかもがどうでも良くなってしまった。でもとりあえずは、線路に飛び降りることなく今日も電車に乗れて良かった。

iPadに関しては「忘れ物してたよ」という連絡などはまだ来ていないので誰も回収していない可能性が高い。明日、早起きして回収しに行こうと思う。
冷静に書いてはいるが、どうしようどうしようと心の中はずっともやもやしている。



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