※本編とは関係ないif
※兜合わせ、ちょっと汚喘ぎ、倫理観はないご都合主義。
三枝四葉子は観音坂独歩と伊弉冉一二三の隣の部屋に住んでいる。
伊弉冉一二三が女性恐怖症なので、彼女から二人の家に遊びに行くことはないが、金曜日に一二三が出勤した後、残業を終えて帰ってきた独歩と飲んだり映画を見たりといったことは何度かしていた。
だが、別に男女のそう言ったことになったことはなかった。
歳は近いが生まれ育ちのせいか精神的に幼い四葉子のことを独歩が異性として意識したことがなかったからだ。妹分か、いや弟分と言ってもいいくらいの気持ちだ。
なので、独歩が残業続きで疲れマラをなだめながらようやく帰ってきたタイミングで四葉子から『たすけて』というメッセージをもらった時、なんて今日はついてないんだと独歩は内心頭を抱えた。
「は?」
徒歩5秒、四葉子の家に入った独歩は開口一番疑問符だらけの一音を発するので精一杯だった。
目の前にいる隣人の、妹分のショートパンツからはなぜか立派なテントがたっていたから。テント、そう、明らかに勃起していないとみられない現象が繰り広げられていた。
「え? は?」
四葉子の顔と下半身を見比べながら独歩は状況が理解できずなおも疑問符を出し続ける。そんな困惑の真っただ中にいる独歩に対して、四葉子はかなり余裕がなかった。
顔は真っ赤に染まっていたし、内股気味にもぞもぞと落ち着きがない。そのズボンの中心は先ほどからずっと隆起していた。
「独歩くん……なんか、仕事中に違法マイク食らっちゃって……。そしたら、あの、おちんちん生えてきて」
その言葉を聞いて軽くめまいがしたが、残業疲れで頭が回っていない独歩は「大変だったな」と馬鹿みたいに月並みな言葉しかかけられなかった。
そして合点がいく、そうか、こいつ勃起して困って俺に助けを求めたのか、と。
「あ〜……明日犯人見つけてぶん殴るとして、どうするかな……先生のところにとりあえず」
「ダメ!!」
寂雷の名前を出した途端、四葉子は大きな声で制する。頭をぶんぶんと振って、「先生に迷惑かけれない……」と泣きそうな声を出す。
自身のごたごたを寂雷に助けてもらって以来、……いや正確に言えば出会って以来四葉子はずっと寂雷のことを慕っている。恋とかそういうのではなく、実の父親よりも親愛の念を抱いているようで、自由奔放な様子も寂雷の前ではナリを潜めるくらいである。
……まあ、そうでなくてもいきなり男性器が生えてきたら、親同然に慕っている存在に見せるのは恥ずかしいと思って当然か。独歩はそんなことを考えながら、ならば兄貴分である自分が見てやるのも自然の道理か……いや俺別にこいつの兄でもなんでもないけど。
「ねえ、独歩くん……これ、どうしたらいい?」
なおも勃起が治まらずもじもじしている四葉子にいつもの飄々とした様子は見られない。むしろ恥じらっているあたり割とレアな状態だ。
なんだか優越感と悪戯心がむくむくと起き上がってきて、すでに仕事で脳みそが溶けている独歩は四葉子の肩を掴んでにこりと(しかし実際はニヤリと)笑った。
「俺に任せとけ」
シンプルな装いのベッドにバスタオルを敷き、四葉子を寝かせると独歩はズボンのチャックに躊躇いなく手をかける。さすがに少し抵抗した四葉子に、「すまん」と一応謝りの言葉を入れたが、そのまま一気にチャックを下す。
解放されたズボンからが可愛らしい薄水色のショーツがのぞいており、しかしすでに先走りで染みを作っている、ショーツを押し上げている男性器をそっと触ると暖かい、自分のものと似た体温を感じる。
「マジで生えてんな……」
と思わず声が出てしまったが、四葉子はふうふうと興奮か緊張か少し息を乱している。
焦らしても仕方ないのでショーツごとズボンに手をかけ一気にずらすと、「あっ」と四葉子が小さな悲鳴を上げて隠れていた彼女の男性器が姿を現す。
まだ誰にも触れられていないからか亀頭には皮がかぶっており、その隙間から透明な先走りがぷっくりと珠のように光っている。睾丸もしっかりふたつぶら下がっており、つつくと小さく四葉子が呻く。感度もしっかりあるのは明白である。
と、そこでようやく独歩は自分も疲れマラよろしく欲求不満だったことに気付く、考えうる限りで最悪のタイミングだったがもう遅い。下半身からぞくぞくと頭のてっぺんまで甘いしびれが走る。
「ッ」
抜きたい。お気に入りの動画でオナホ使って二発くらい抜いて、風呂場でもう一回抜いて賢者タイムのまますっきり寝る予定が、どうして俺は妹分のチンポ見て興奮してるんだ?
「どっぽくん」
目に涙をいっぱい貯めた四葉子が切なそうな声で独歩を呼んだ。
最悪だ、最悪、馬鹿すぎる。
独歩は身じろぎした。自分がしでかした事態に気付く、どこに妹分のパンツをひん剥いて「任せとけ」と宣う兄貴分がいるのか。
「おちんちん、どうしたらいい?」
熱のこもった甘え声が残った独歩の理性をどろどろに溶かしていく。
最後に残った理性が独歩に許したのは己の疲れマラと四葉子の違法男性器を擦り合わせる、いわゆる兜合わせだった。3分で自室からオナニー用のローションを取ってくる。
言わずもがな男性経験も、さすがに一二三とも抜きあいっこはしたことがない独歩だったが、スラックスをとりあえず足元まで中途半端におろし、パンツから己の逸物を取り出し、座位の姿勢で四葉子を自身の股の上に乗せる。
それから彼女の細い腰をぐっと寄せると、お互いの逸物が触れ合うほど密着する。上のシャツはお互い脱いでいないので、本当にただ性欲処理するだけのような恰好が余計に俗っぽい。
「今からこれ、俺が持っとくから、腰前後に動かして」
だいぶ切羽詰まっているせいか、そう説明しながら自身が反応していることに独歩は焦っていた。はっきり言ってもうほとんど余裕がなかった。
独歩の説明に四葉子は無言でうなずき、独歩の両肩に手を添える。
独歩はローションをたっぷりと手に取り、少し人肌に温めてから己と四葉子の怒張に塗り込むと、「んう」と聞いたことがない艶っぽい声が上から降ってくる。
それからゆっくりと四葉子が腰を動かし始めると、ぎこちないながらもローションとお互いの摩擦でうっかり射精しそうになる。喉元で声をかろうじて止めた独歩だったが、四葉子の「やあっ」という声と共に独歩の手元に生暖かい精液が飛んでくる。
「ん、うう、あ」
「……マジか」
まあ、初めての刺激に耐えられなかったのだろう。腰が引けたまま初めての快感に身もだえしている四葉子を見ながら独歩は呆然としていた。というか、こんなことなら自分もイってしまってもよかったような。
しかし、息を整え終わるころには四葉子の逸物は先ほど同様天を仰いでいた。いくらなんでも回復が早すぎる。これが違法マイクの力なのか。
「どっぽくん、男の子ってこんなに気持ちいいの?」
「え、ああ……そうだな」
「私、もっと気持ちよくなりたい」
「なっ、三枝、お前ッ!?」
座位の状態で四葉子は独歩の胸をどんと強く押す。予想だにしていなった動きに耐えられず独歩は倒される。騎乗位と思いきやそのままズボンを完全に脱ぎ捨てていた四葉子は、独歩に覆い被さり今度は自分から独歩のものを握る。
意図しない刺激に息が詰まり、思わずのけ反る独歩。
逃げようとしたが中途半端に脱いだスラックスが邪魔で足はもつれるばかり、そうこうしているうちに再び四葉子の逸物を握りこまれてしまい兜合わせの形が成立してしまう。
ぬちぬちとやや強くぎこちない手の動きは、疲れマラの独歩の逸物には刺激が強すぎて一瞬意識が飛ぶ。慣れない動きがかえって気持ちいい、いや気持ち良すぎた。
「ン゛、アッ」
「あっ、……あっ」
ただでさえ女性とのおつきあいも長いことないというのに、久しぶりの相手有りの性交渉がチンポ付きの女性とはこれ如何に。むき出しになった亀頭同士の感触、もしくは相手の皮が亀頭を刺激したり、指先が鈴口をひっかけて、ローションなのかカウパーなのかもはやどちらかわからない、蕩けてしまいそうな温かさと狂いそうなほどの刺激で独歩の理性はもうとっくに飛んでいた。
「ア゛ッ、さえぐさっ、もっと、ゆっく、り」
「むり、むり、きもちよすぎるこれぇ」
四葉子は腰の方が先走って快楽を求めており、真っ赤な顔でほとんど独歩の胸元に倒れこみながら己の体重をかけつつ腰を振っていた。
独歩の腰は引けていたが、体重をかけられ圧迫されながら擦られる刺激に逃げられず、すでに一、二度は射精していたが四葉子の動きが止まらない。
それからぐちゃぐちゃのヌルヌルになったお互いの逸物からそれから数度射精されて、四葉子が力尽きて意識を失ったところでようやく独歩は解放された。
最後の方はもはや空イキに近く半泣きだったため、なかなかにひどい有様だったがいろいろな疲れが溜まった独歩はシャワーを浴びる余力もなく、尻丸出しでそのまま四葉子のベッドの上で意識を手放した。
翌朝、いつもの習慣で五時に独歩が目を覚ますと四葉子の男性器はきれいさっぱり消えており、ほっとしたが素っ裸ですやすやと寝ている四葉子の姿が、また別の意味で独歩の息子に影響を与えてしまい、朝からトイレで一人処理せざるを得なかったのはまた別の話。