そういえば……私達と戦ったあのほら
飛影って人いたよな。――あの人幽助に倒されたあと結局どうなったんだ。
あっ、でもあの場にぼたんも居たから霊界にしょっ引かれた……?
だとしたら、もう二度と出てこないで欲しい。
だって、あんな人間を妖怪化するような騒動はもうごめんだ。
あの時はどうにか救えたからよかったけど、結局あれって
術者を倒さない限りは、心霊医術で第三の目を閉じ続けても限界がある。
それに1人だったからまだぼたんか私で対応できたけど
アレが何人もいたら、私達の手にはおえない。
ホント、解決してよか…ん?
いつも通っているはずの道に妙な違和感を感じて
一度通りすぎた後、再度また後ろ歩きでゆっくりと戻る。
「ん?――アレ、かんちが…いっ!!じゃないよね!?」
早足で近くのゴミ置き場に近づいて、声を荒げる。
「なんでぇ!?」
バカみたいな声が出たけど、マジでそれしかまず出てこなかった。
ゴミの上で雨に打たれて倒れ込んでる黒衣の少年。
そう、君のような勘の良いガキ……ならぬ皆はもう気づいてると思うけど
さっきまで頭に浮かんでた人物だよ!!ビックリしすぎて心臓とまるかと思ったよ!!
「飛影しゃっ…さん!!――なんでこんなとこで寝てるんですか!?」
ビックリしすぎて一瞬かみかけたけど、一応敵だったとは言え
ため口で話しかけるのもはばかれたので、敬語で問いかければ
ウザいとでも言うように、倒れたままで下から睨まれた。
え、コレって私が悪いの?
あ、倒れてるのを寝てるって嫌味いったのがまずかったの?
107(189)
→|
back
彷徨いアリス