「あ…そっか。見た目普通だけど妖怪だった!!」
アレ、でも妖怪でも身体の健康を考えれば栄養は大事じゃ?
うーん。私自身も栄養的とは言えない食生活だから言えないけど
でも、なるべく最低限の栄養はとって欲しい。
ってそこまではお節介かな。
まぁ……栄養のことは置いておいて、どのくらい出来るのかは確認しておこう。
「飛影は自分で料理とかは出来る?」
こくりと少年はうなずく、どうやら魔界や人間界でも一人旅は多かったらしい。
最低限の調理スキルはあることを確認してホッとする。
いや、電子レンジしか使ったことがない男子とかまれに存在するからさ。
学校とかの家庭科だってホントに少ない調理実習しかないし……。
まぁ私だって毎日、母のご飯を食べている身だし
ほんとに簡単な焼いたり、炒めたりとかの調理しか出来ないけど。
「お金とかある?あるならスーパーとかで食材買って…最悪コンビニ弁当でもいいから」
お金、と呟いた後少し黙り込んだ彼にまさかと思ったが
案の定、そのまさかで奪ってもいいかと問われたので思い切り首を横にふった。
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彷徨いアリス