急にさっきまで足が痛い、疲れたと叫んでいた少女が
パッと飛び上がり、ベンチから降りた。
「そうだったわ!!アンタたち、早くいくわよ!!」
10個近く年齢が離れている少女に顎で使われながら
幽助と荷物を半分こしてついていくしかなかった。
………
……
「つ……つかれた」
ようやく任務終了の時間を迎えた瞬間、私と幽助は膝から崩れ落ちた。
大量の荷物と上機嫌のお嬢様。
恐らく本物の彼女の従者らしき2人が入れ替わりで霊界から迎えに来ている。
助かったと目線で訴えればあちらも相当苦労しているのか
ご苦労様ですと労いの言葉と深々とお辞儀を返してくれた。
問題はこの少女レティシア様である。
うっかり呼び出してしまったコックリさんしかり、ただでは帰ってくれない。
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彷徨いアリス