パーティーは波乱の幕開け!?
「霊界でのパーティー?」
意味が分からず繰り返せば、言葉の通りじゃと通話越しにコエンマが苦々しく呟いた。
ワガママお嬢様の人間界案内ツアーを無事終了した矢先、突然きたコエンマからの連絡。
先方がどうしても今回世話になったからと参加を促してきたらしい。
「それって参加必須ですか?――というか、人間界の……しかも霊界探偵とは言え
ただの人間の私たちが参加してもいいものなんです?」
探るように問いかければ、電話越しで叫び返された。
「ワシだって断れるものなら断っとるわい!!
本来なら人間界とは干渉してはならんのじゃ。
どうしても必要な時だけ、霊界探偵をとおしてのみ干渉できる。
しかし、相手は霊界屈指の大貴族じゃ。無下にもできん」
めんどくさい。というか霊界でも貴族とかいるのかと聞けば
昔はなかったらしい。しかし、コエンマの父親の代から出来始めたとのこと。
霊界でも身分制度とかあるのか……いやだなぁ。
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彷徨いアリス