「第二次審査をクリアしたのは……20名超えてるのか」
幽助は霊力もあるしおいといて、その知り合いの少年も残っている。
結構霊感が鋭いタイプなのだろうか。
しかも当初インチキ臭そうだと思っていた集団の割りには
結構な人数が残っているなと感心した。
「ほら、アンタもついてきな。これから第三次審査会場に向かうよ」
「あっ!はい〜」
幻海の後ろをついていきながら、皆も誘導して次の審査会場へと向かった。
………
……
幻海についていくと森が広がっている。それも清々しい感じの森ではなく
どよーんと薄暗く不気味な雰囲気がただよい、いかにも何かが出そうな感じの森だ。
これには他の参加者もざわつきはじめた。
案の定私達の予想通り、厳しい審査になると告げる幻海。
「あの木まで二時間以内についた者を合格とする!!」
ビシッと遠くに見える木を指さす幻海に、参加者はどよめいた。
1人、2人とここでギブアップ者が出てくる。
彼らが逃げるように去るのを横目でチラッと見ながら
おばあちゃんも人が悪いなぁと内心ごちた。
魔性の森とよばれ、磁石も使えない……つまり地場がおかしい土地。
霊能力者は好まない土地の性質とさらに危険な生き物や自然の罠……。
おばあちゃんみたいなストイックな人は少ないの分かっているのかなとため息がでる。
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彷徨いアリス