続けて小馬鹿(こばか)にしたように、こんなガキを補佐につけるなんて霊界は人材不足なのかと笑う少年。
ぼたんは慌てて幽助の頭を殴(なぐ)り、女の子に向かってなんてこと言うんだいと説教をした。
その言葉にキョトンと女?と繰り返す幽助にコエンマも続けて怒鳴りつける。

「これ失礼だぞ幽助!!この子はお前の霊界探偵の先輩(せんぱい)でもありお前よりも霊力も
そして年齢も年上だ!!ワシの時もそうだが、見た目に惑(まど)わされるんじゃない!!」

「……ええええ!?こっこいつ…いや、この人が年上の女の子!?」

じーっと見下ろされ、少し困ったように照れて笑うと幽助も少し唸(うな)りながらも納得したようだった。

「まぁ確かに坊主(ぼうず)のわりにはかなり可愛い顔してるなーとは思ったけどよぉ。
でもどう見ても、俺より実力があるように見えねぇけどなぁ……」

ボソッといかにもオタクっぽい文化系の女って感じじゃんと呟(つぶや)く幽助。
それに、ごもっともですと紅葉も苦笑しているとコエンマからお前は甘いんじゃと一喝(いっかつ)され
さらにぼたんからも霊丸(レイガン)が1発やっと撃(う)てる程度の幽助なんかじゃ相手にならないと
謎(なぞ)のフォローまで入れられ少し居心地が悪くなった。

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彷徨いアリス