「うーん、えっと確かにこんな子どもぽい見た目だけど幽助さんより先に……
細かく言えば5歳頃には霊界探偵になったから先輩であることは確かかな」

それに、あなたの一つ年上なのと笑うと感心したような声をもらした幽助が
すぐに少しバツの悪そうな顔で苦笑いした。

「そっそうか。すまねぇな。えっと紅葉ちゃん…じゃなくて紅葉さんだっけ?」

「年も1つ上なだけだし紅葉と呼び捨てでいいですよ幽助くん」

「なっなら俺も呼び捨てで…後、敬語もナシでいいからさ」

「ん、じゃあ幽助」

少し照れたようにはにかむ少女に幽助の頬が少し赤くなった。
それを誤魔化ごまかすように、なぜ補佐をつけたのかとコエンマに問い詰める少年。
コエンマは忘れかけていたのか、その言葉ではたと思い出したように語り始めた。

「本当ならばお前にはもう少し簡単な事件から始めさせたかったが
やみ三大秘宝さんだいひほうを取り返すにはすぐに取りかからねばならない。
だが、け出し霊界探偵れいかいたんていのお前では荷が重すぎる」

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彷徨いアリス