「神田ッこれなら余裕じゃ」

「あれ見てもそれ言えんのか」

スッと指さされた方角のAKUMAを見やる。
なんだろう。今まで倒したAKUMAとは違う禍々しくて
そして大きい……。

「あれは…」

「レベル2」

神田が刀を抜き、すぐにイノセンスを発動する。
ドヤ顔に普段はうざいと文句を言っていたかもしれないが
こればかりは流石としか言いようしかない。

ほとんどレベル2が攻撃する隙も与えなかった。
ただ向き合って、こちらを確認した瞬間に
飛んできたイノセンス武器の攻撃はきれいに決まり
断末魔すらあげずに爆音と共に散っていく。


「キレイだ」

それをぼーっと眺めていたらなんだから意識が遠くなってきた。
AKUMAの爆発音を子守歌のように聞きながら
意識が切れる前に体から力が抜けるのを感じた。
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彷徨いアリス