「神田ッこれなら余裕じゃ」
「あれ見てもそれ言えんのか」
スッと指さされた方角のAKUMAを見やる。
なんだろう。今まで倒したAKUMAとは違う禍々しくて
そして大きい……。
「あれは…」
「レベル2」
神田が刀を抜き、すぐにイノセンスを発動する。
ドヤ顔に普段はうざいと文句を言っていたかもしれないが
こればかりは流石としか言いようしかない。
ほとんどレベル2が攻撃する隙も与えなかった。
ただ向き合って、こちらを確認した瞬間に
飛んできたイノセンス武器の攻撃はきれいに決まり
断末魔すらあげずに爆音と共に散っていく。
「キレイだ」
それをぼーっと眺めていたらなんだから意識が遠くなってきた。
AKUMAの爆発音を子守歌のように聞きながら
意識が切れる前に体から力が抜けるのを感じた。
99(118)
→|
back
彷徨いアリス