あの奇跡のショーの後、数日が過ぎた。
その間も私たちは教団の謎を追いかけながらも、なかなか教団の
謎が分からないまま、周辺で発生するAKUMAの退治に追われていた。

「ああ、疲れた〜」

見た?今日のAKUMAの数と愚痴れば隣の神田が皮肉ぽく笑った。

「あれだけでバテてたらこの先やってけねぇよ」

悪かったなと思いつつも、武器を振るいまくり豆だらけになった手を見つめる。
エネルギー不足で倒れたあの日以来、倒れることはなくなった。
いくら教団で体力づくりをしていても、実際の現場で数を
こなしていた方が体力がつくんだと実感させられる。

コムイさんの思惑に引っ掛かって悔しい気もするけど
ここはイノセンス回収抜きにしても、かなりあたりの練習場だなと思う。

けれどそれは今もどこかでたくさんの命がAKUMAの
生贄になっていることでもあって………。


「でもイノセンス回収どうすんの〜?」

ベッドに寝ころびながら気だるげに問いかければ
そこも解決してからしか帰れねぇぞと冷たくあしらわれて項垂れる。
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彷徨いアリス