んー、でも……うまい具合に男性ばかり犠牲になってるのね。
どうするか打ち合わせをしている神田とアレンは恐らく気づいていなかったけど、老女性も襲われている部分もあって切り出すのを辞めた。
後、これ以上話をぶった切ると今日から外で寝かすと言われたので普段の倍、良い子で二人の神妙な顔つきで繰り広げる会話を黙って聞いていた。
………
……
…
「あー、くっそ寝れない……」
現在の時刻……は、あいにく部屋に時計がないため分からないが体感的に2時くらい。
二人の会話がつまらな……面白すぎて思わず瞼を閉じたままうんうん聞いていると、この時間に目をあけた。
ええ、そうですよ!!つまらなすぎて寝落ちして、結果的によく寝ました。
ぼんやりと最後の二人の顔を思い出しながら、部屋を見回すと地図やら何やらを広げたまま机に突っ伏して寝ている。
「もぉ〜、こんなに散らかしてぇ……男の子ねホント。――さて、エロ本ないのかしら?」
二人の年頃の息子を持つおかんの家宅捜索の真似をしつつ、アレンが寒そうにくしゃみをしたので
やさしさで落ちていたブランケットをかけてあげた。
「っぷくくっ……こうしてればだいぶ可愛いわ」
そう、一枚のブランケットをアレンだけにかけたのではなく神田とシェアするようにかけてあげた。
さて、明日起きるのが楽しみだぜ。二人の嫌そうな顔をニヤニヤして横でもう二人の関係は知ってるんだから、私の前で演技はやめていちゃついていいのよ☆と言ってやる。
マリア様のように慈悲深い私に感謝しな坊や達。(道中ネタにするぜ)
どう考えても地獄にいきそうな思想よりの少女はイタズラっぽい笑みを堪え切れずにこぼしつつ、眠気覚ましに深夜の散歩に繰り出した。
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彷徨いアリス