翌日、昨日会ったコムイという人に呼び止められると
可愛らしい少女を紹介された。長い黒髪をツインテールにまとめて
くりっとした二重の黒目がキュートなアジア系の少女。
ミニスカートからのぞくスラリとした健康的で長い足は同性でも憧れるほどだ。

「はじめまして、リナリー・リーです」

声も可愛い。同年代のエクソシストがいるって聞いたけどまさかこの子!?
一緒に並んだら比較されないかな……悪い意味で。
朝食食べすぎなきゃよかったと後悔しながらも差し出した手を握り返した。

「私は梓・仲本です」

「ファーストネームは梓ね?よろしく!!
同世代の女の子がいないから友達になりたいわ」

弾むような可愛い声に、私もなんだかつられて微笑む。

「うん。こっちこそ心細かったから嬉しいよ。ありがとう♪」

ニコッと微笑むと、急にリナリーが真っ赤な顔になった。

「あれ、なんか言っちゃった?」

「えっ…ううん!!――その、梓が美人だったから照れちゃった」

はい、かわいい。誘拐したい。
コムイも和んでこのやりとりみてたけど途中から真横でリナリーの方が美人だよと
呪文のように唱えているのであとでしばく……いえ、お話しようと思う。
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彷徨いアリス