その後、若干気まずい空気が流れたが
神田がコムイに呼ばれて訓練場を後にしたことにより
ようやく張り詰めていた緊張を解いた。

「梓〜!!悪かったさぁ〜」

手を合わせてごめんと謝るラビに首を振る。

「いーよ、いーよ。――いつもおちょくってるから
イライラもたまってたんじゃないかなぁ〜。
今度あったら牛乳渡してカルシウムとれよって言っとくからさ」

とジョークを言えば、ラビが目をぱちくりさせた後クスクス笑い出した。

「ハハッ。じゃあその時は俺も見届けないとさぁ〜」
二人でクスクス笑いながら、何だか会ったばかりだけど
波長があいそうだなぁと安心する。

しかもその後色々とラビとストレッチをしながら話したが
年もなんと同い年だと判明した。外国人はみんな年上にしか見えないから
ラビも例外ではなく、20才くらいだと思ったとバカ正直に告げると
いつも実年齢より子供っぽく見られるから、うれしいさと
人なつっこい笑みを浮かべて喜んでいた。

ちなみにそんなラビからすれば私は16くらいにしか見えないらしい。
日本だと老け顔の部類に入るので、やっぱりアジア系って幼く見られるんだなと実感した。
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彷徨いアリス