前回は一室しか開いてないというやむを得ない事情により
神田と同室だったが……流石に教団側も年頃の男女を
一室にするわけはなかった。
頭のどこかでもしそうだったらトマの部屋に逃げようかなと考えていたので
隣同士とはいえ、一人部屋だったことに安堵する。
「明日からAKUMAの調査……そしてAKUMA狩りか」
乗り継ぎ、乗り換えで長かった列車の窮屈さと
馬にのってた疲労感ですぐにベッドに倒れ込む。
スプリングがギシッと抗議するように悲鳴をあげたが
こっちの方が叫びたいわと乾いた笑みがもれた。
翌朝、指定された時間通り目を覚まして
宿の朝食を食べた後、他のファインダーへの報告があるらしい
トマと別れ、神田と二人で馬車の停留場を目指す。
神田の意見やファインダーの調査報告をもとに
まず、外に頻繁に出没するAKUMAの退治を先に行うべきだと判断した。
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彷徨いアリス